外資系投資銀行への道標

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外資系投資銀行への道標

外資系投資銀行への転職・就職に関する記事を書いています。

外資系投資銀行に転職する方法を外資系バンカーが徹底解説!

この記事は2016年11月12日に公開され、2017年5月18日に内容が更新されています。

高給・激務といえば外資系金融、そうしたイメージが世間一般に定着しつつあります。

  • 新卒なのに六本木ヒルズや銀座に住み、1本●万円もするお酒を惜しげもなく開ける
  • 毎日不夜城で仕事をし、睡眠時間は分単位で計算する
  • 企業買収ではグローバルに暗躍し、政界とも太いパイプを持っている

ウソかマコトか、そうした話題に事欠かないのが外資系投資銀行の世界です。

しかし、外資系金融の現場に熟知した人がその実際を語る機会は少ないものです。

高給って聞いたけど、どのくらい稼げるの?

ぶっちゃけどのくらい激務なの?

転職(就職)するにはどうしたら良い?

本稿は、そんな質問に手っ取り早く80%までの理解ができる回答をする!ということを目標とした記事です。

外資系投資銀行(外資系金融)への転職の方法について、業界にいた筆者だからこそわかりやすく紹介したいと思います。

かなり長文ですが、これを読んでいただければ投資銀行の転職について、多面的にざっくり80%まではご理解いただけると信じています。

なお、より詳細な内容を知りたい場合には、それについて詳しくまとめた各関連記事をご参照いただけると、より理解が深まるかと思います。

新卒バンカーの年収はいきなり800万円!

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なんといっても投資銀行は非常に高給で有名です。

私は新卒で外資系投資銀行に就職しましたが、新卒時点で年収800万円ほど、2年目に年収1,000万円を超えました。 リーマンショックから数年後の、史上最低の就職氷河期に就職しましたがその水準は維持していました。今もその水準は変わっていません。

また、同期といえども2年目から徐々に賞与で差が出始め、3年目の頃には賞与だけで500万円ほどの差があったようです。

ただ、給料は外資系か日系かで異なりますし、職種やタイトル(職位)でも給与は異なってきますので、以下で解説します。

ポイント1. 外資と日系

一般的にゴールドマン・サックスなど外資系投資銀行の方が、日系投資銀行より高給であるケースが多いです。

有名なところだとゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレー、JPモルガン、メリルリンチなどが挙げられます。 これらはファーストティア(一軍)と呼ばれることが多い外資系で、給料も一流です。入社3年目で1,500〜2,000万円ほどです。

ただ、すべての外資系が日系より高給かというと、もちろんそうとも限りません。 野村証券の投資銀行部門はリーマンブラザーズを買収していることから、日系にもかかわらず外資系水準の給与体系になっています。シティバンクやUBSなどのセカンドティア(二軍)と十分に張り合う水準です。また、SMBC日興証券の投資銀行部もかつてシティバンクの東京支店だった(経緯は複雑なので割愛)という面があるので、比較的外資系の給与体系です。入社3年目で1,500万円前後といったところでしょうか。

その他クレディスイスやパリバなどサードティア(三軍)があります。レイオフリスクがある分日系より高いですが、案件数や存在感を鑑みてどちらを選ぶかは意見が分かれるところです。日系は証券や銀行の総合職と横並びのところが多く、入社3年目で500〜1,000万円です。

ポイント2. 職種別

職種別に見ても給与は異なります。

花形の投資銀行部、資本市場本部は上記の通り高い水準です。収益責任のより強い投資銀行部の方が、後々給与も上振れていく傾向にはあります。

株式調査部は投資銀行部や資本市場部ほどではありませんが、やはり高給の部類でしょう。外資系の入社3年目で1,000〜1,500万円ほどです。

資本市場業務部は、直接売上を上げる性質の部署ではないため上昇余地は低いです。ただ、投資銀行部とは違いクビになりにくい職種でもあるので、安定した仕事と言えます。逆に昇格がしにくいともいえそうです。

ポイント3. タイトル別

投資銀行では新卒〜3年目までを「アナリスト」、4年目〜6年目までを「アソシエイト」、7年目以降は「ヴァイスプレジデント」、「ディレクター」、「マネジングディレクター」と呼びます。業界ではそれぞれ略してアナ、アソ、VP、D、MDなどと呼びます。

それぞれの節目には昇格試験があり、それにパスをすれば昇給します。様々な昇格試験がありますが、私がいた会社では①TOEIC、②試験官と英語でディスカッション、③財務・会計の筆記試験があり、それぞれの結果を基に総合的に判断されていました。

全員昇給できるわけではなく、1/3程度は落ちてしまいます。

なお、年収についてはこちらの記事にも詳しく書いていますので、併せてご参照ください。

外資系投資銀行の年収・給料事情を告白したい
外資系投資銀行の年収が高い3つの理由
外資系投資銀行のボーナスと給料の使い道とは?

■高給の投資銀行で稼ぎ始めたらもう普通の仕事には就けないよ、ビズリーチ!

超激務!残業時間は月180時間

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「激務」と聞いてあなたはなにを思い浮かべるでしょうか。

外資系コンサル、総合商社、広告代理店、医者、ITエンジニア、ブラック企業...

しかしその中でもキングオブハードワークとされるのが投資銀行です。

毎日膨大なタスクが次から次へとボスから降ってきます。 特に新卒〜3年目くらいまでの「アナリスト」と呼ばれる社員たちは、毎日9〜27時まで仕事に忙殺されています。 夜中1時からチームでミーティングということも全然珍しくありません。 土日両方休めるということは珍しく、だいたいどちらかには出社しています。

例えば、金曜日の夜に担当している企業から「○○社買収の件、いい話だから月曜午前に経営会議でマネジメントに提案してみるよ。だから簡単に買収金額の目線出しておいてもらえる?」なんてことを言われる訳です。彼らはプロではないのでわからないのも当然ですが、企業価値なんてそんな簡単には出せません。さらに、ボスは少しでも自社の存在感を印象付けるため、頼まれてもいないのに財務状況を分析して買収金額の調達方法をまとめたり、投資家からの評価をまとめようと考えます。実際の分析や資料作成はアナリストやアソシエイトが手を動かすので、必然的に土日を潰して取り組むことになります。

そんなハードワークでワーカホリックな人間が集まる場所ですが、女性も多数活躍しています。実際に私の同期のうち1/3は女性でしたが、男性に勝るとも劣らずバリバリ働いていました。

激務に焦点を当てたこちらの記事もご覧ください。

■1年で2年分働く(文字通り)、それが投資銀行だ。ビズリーチ!

英語はTOEIC860点が目安

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投資銀行では外資系・日系関係なく、また職種にも関係なく、もれなく英語を日常的に使います。

ボスや同僚が外国人ということは珍しくありませんし、投資銀行は海外とのネットワークが強固なのでメールのやり取りはもちろん、海外支店と電話会議をするということもあります。といってもビジネスレベルでのスピーキングの機会は想像ほどは多くはありません。

一方で、分析をする上で海外から共有をされた資料やレポートを読んだり、海外企業の決算資料を読み込んだりということは毎日あります。 また、海外支店に情報の共有を依頼したりすることも多く、メールのやりとりは常にあります。

新卒なら入社直後のTOEICで最低860点を取るよう人事から言われますし、実際に大体900点台をとります。(ちなみに私は入社後一発目のTOEICで865点を取り、めでたく同期で最低点でした、、、)

英語といえば、投資銀行では入社時研修とアソシエイト研修があり、それぞれ新卒のときとアソシエイト昇格年に1ヶ月程度の海外研修が用意されています。 投資銀行によって研修先が異なりますが、ロンドンもしくはニューヨークが一般的です。世界中の支店から同期のバンカーが集まり、一同に会して座学やディスカッションをします。(もちろんすべて英語です)

とはいえ、英語はリーディングができればとりあえず大丈夫!

投資銀行では英語を日常的に使用しますが、特にリーディングについては膨大な決算書類やレポートを短時間で読み込まなければなりません。「英語読むのは苦手です」と言う水準では採用は難しいと言わざるを得ません。

しかし、リーディングに強い教育を受けているのが日本人ですし、何より今はグーグル翻訳があります。

注:グーグル翻訳を完全に信頼しているとガッカリする結果になりますが、素早くキーワードを拾ったり、精読しなければならない箇所にアタリをつけるという使い方であれば大変有用です。

何が言いたいかというと、英語は継続して頑張らないといけないなという認識はありつつも最低限文書が読めるという状態であれば、それを理由に不採用になることはないと思って差し支えありません。

ただし、外資系の面接では面接官が突然英語に切り替えることもごく稀にあるので注意が必要です。

なお、投資銀行の現場では実際どのくらい英語力が必要かということについては過去記事をご参照ください。

■英語なんてホントなんとでもなる、ビズリーチ!

未経験でも大丈夫!投資銀行に転職する方法

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ここからが本題です。投資銀行への転職は外資系コンサルや総合商社と並んで最難関の一角とされています。では、投資銀行に転職するにはどうすればよいのでしょうか。また、経験者ならまだしも、未経験者でも転職できるものでしょうか。

ご安心ください。投資銀行への扉は未経験だろうが能力さえあれば開かれています。ただし、その扉の開き方は知っておかねばなりません。

その扉の開き方については、未経験者が投資銀行に転職する方法でまとめていますので、そちらもご覧ください。

外資系投資銀行の求人の見つけ方

残念ながら、外資系投資銀行の求人はいくら求人サイトを探しても見つかりません。投資銀行は求人サイトに求人は出しておらず、基本的にはエージェント経由で紹介されるという流れになっています。これは投資銀行業界に限らず、どの外資系にも言えることです。

では、なぜ外資系では間にエージェントを挟むのでしょうか?一見無駄に見えますが、もちろん外資系特有の理由があるのです。理由は大きく2つあります。

  1. ポジションに空きが出たらすぐに採用したいが、出入りが多い業界なのでいちいち求人を出していられない
  2. 厳しい審査基準を満たしている優秀な人だけヘッドハンティングしたい

という事情です。したがって、外資系に転職する場合はその業界に強いエージェントを見つけて、ポジションに空きが出たらすぐに連絡をもらうという手段を採ることになります。

優秀なエージェントの探し方はこちらの記事をご一読ください。

■投資銀行の非公開求人探すならココ!ビズリーチ!

やはり高学歴が主流

学歴についてはかなり限られてきます。東京大、京都大、早稲田大、慶応大を中心に、一橋大や旧帝国大学の一部がちらほらいるイメージです。

それはリクルーティング体制に起因するためです。どういうことかというと、基本的に投資銀行の新卒採用では現役の若手バンカーが中心となって採用活動を進めることが多く、人手がまったく足りていないというのが現実です。私も1〜3年目くらいまでは直接リクルーティングに携わっていました。

人事はどうしたという声が聞こえてきそうですが、投資銀行は極めて専門生の高い職種であるために人事では採否を適正に判断できません。したがって実際に一緒に働く社員が積極的に採用に関わるべし、という考え方があるのです。

実際に、会社説明会の企画やインターンシップの企画から始まってエントリーシートの採点、面接のスケジューリング、面接官や場所の手配、面接結果の取りまとめ、受験者のケア(メンタリング)などに人事はほぼ関与せず、若手バンカーが多忙な中時間を作ってせっせと準備をしています。そのため、どうやってもリソースが足りず、あっちもこっちもというように手を広げられません。必然的に過去の入社実績と入社後のパフォーマンスなどを勘案して、力を入れる大学に対してのみ広報をするということになりがちなのです。

また、経営学修士(MBA)出身者もいますが、それほど多いわけではありません。東京では10%もいないくらいでしょうか。そもそも国内大学のMBAに対してはそれほど評価が高くなく、海外大学上位校のMBAでなければ特に有利に働くものではないからと思われます。

外銀の面接を突破する方法

投資銀行はその専門性・高給・激務という性格上、頭の回転の速さ、パッション、精神的・肉体的なタフさが前提となります。

また、投資銀行のクライアントはCFOや経営企画部部長といった各企業でも選りすぐりのエリートのため、彼らと対面するバンカーにも人間的な成熟度や誠実性が求められます。面接ではそれらの点を常に意識しながら面接官とコミュニケーションをとる必要があります。

面接での具体的な質問内容ですが、聞かれることはだいたい決まっています。

中でも必ず聞かれるのは、「これまでどのような仕事をしてきたか」「どうして投資銀行を志望するのか」「あなたのこれまでの経験が、投資銀行でどう活きるのか」「どのセクター(業界)を担当したいか」です。このあたりは他の業界でも同じですね。

それ以外にも、「最近気になったM&Aはあるか」「具体的なM&Aのアイデアはあるか」などもよく聞かれます。

数は減りますが、「仕事は激務になるが、極限状態であなたを支えるものは何か」という質問もあります。

何度も言いますが、直接的な質問はなかったとしても、上記のポイントについては回答の端々からしっかりと判断されているということを片時も忘れてはなりません。

なお、投資銀行の面接を突破する方法についてはこちらの記事にまとめていますのでご参照ください。

■英語面接だけは気をつけて!ビズリーチ!

どの外資系投資銀行がイケてるの?

投資銀行と一言で言っても、ゴールドマン、モルスタ、メリル、JPモルガン、UBS、Citi、ドイチェ、バークレイズ、野村證券などなど、世界には本当に多くのファームがあります。

でも、じゃぁその中でどの投資銀行がイケてるんだって話になってもよく分からないですよね。

最後は現役のバンカーから話を聞いたりして雰囲気に合ってるファームであるとか、待遇が良いところに決めればよいのですが、アプライする時点でどこに履歴書を出そうかと決めるにはランキングを参考にするのがオススメです。

ランキングといってもいろいろな視点や用途のために発表されているので、そのひとつを見たところであまりピンとこないかもしれません。

ですので複数のランキングをひとつの記事にまとめて業界を俯瞰できるようにしたのがこちら(世界の投資銀行ランキング)の記事です。これを参考に、イケてるかどうかの線引きをされてはいかがでしょうか。

■上司:「やっぱり君もゴールドマンが良いのかね」、ビズリーチ!

転職サイトはどこを使うべきか?

では実際に転職しようと思ったらどう動けばよいのか。

まずは転職サイトに登録することが第一です。登録して求人を探しましょう。あるいは転職エージェントを探して相談することから始めましょう。

転職サイトにもシチュエーションによって向き不向き、強み弱みがありますので、いくつか複数登録することがコツです。転職に失敗したくないなら必ず3つは登録するようにしましょう。(無料なので登録してもメリットしかありません)

■ビズリーチ【★★★★★】

ハイクラス転職といえばビズリーチです。外資系御用達のハイクラスな方向け転職サイトです。私もこちらを利用して転職しました。

部室長クラスのマネージャーや管理者層を中心とした、年収750万円以上の求人に強みがあります。

無料会員でも十分使えますので特に転職活動に支障はないのですが、有料会員になればスカウトメールをより多く受け取ることができますので転職の選択肢が広がります。雑魚な求人はありません。

このように、特別な事情がなければビズリーチを避ける理由はないでしょう。ひとつ目の登録サイトとして外せません。

ビズリーチの詳細はこちら

なお、ビズリーチについては下記の記事が詳しいです。

www.highclass-jobchange.com

■JACリクルートメント【★★★★☆】

JACリクルートメントは転職マッチング市場で最近急激に評判を高めている企業です。現在はリクルートエージェント、DODAに次いで業界3位になります。手堅い大手からベンチャーまできっちりカバーしており、特に個人的には高報酬案件に強い印象を持っています。こちらも、登録サイトの第一候補として外せません。

また外資系への転職支援を強化している点も特徴です。具体的に説明すると、JAC Recruitmentは世界8カ国(イギリス・シンガポール・中国・タイ・マレーシア・インドネシア・香港・韓国)に拠点があり、グローバルな転職サポートを行っています。英文レジュメの無料添削や英語面接対策、中国語話力のレベルチェックなど、様々なサポートがあるので心強い存在になることは間違いありません。

ちなみにJACリクルートメントは東証の上場企業です。業績は大変好調で、直近5年間のEPS(一株あたり利益)成長率はCAGRで19.7%とめちゃくちゃ伸びています。ROEもなんと30%を超えています(驚異的)。

「業績と転職サイトとしての評判は関係ないじゃないか」という声も聞こえてきそうですが、それは誤認です。企業たるもの、ユーザーの課題を見極め、それに対して付加価値の高いソリューションを提供し、その対価として利益を得るのがあるべき姿です。

JACリクルートメントにとっての付加価値とは当然「転職者に最適な転職先を紹介し、転職を成功させること」であり、それ以外はあり得ません。JACが安定的に利益を上げて成長を続けられているという事実が、ユーザーにとって価値のある会社だという何よりの証左です。

JACリクルートメントの詳細・登録はこちら

■クライス&カンパニー【★★★★☆】

クライス&カンパニーは30代マネージャークラスへの転職に強みがあります。ビズリーチと同様、高年収案件がウリです。私は使っていませんでしたが、外資系投資銀行の同僚で利用しているバンカーは割と多かったです。

求人としてはPEファンドや外資系コンサル、総合商社、勢いに乗るスタートアップなどがあり、ハイクラス求人としてはまったく遜色ありません。

クライス&カンパニーは完全無料で利用できます。

実は、20代後半~30代が最も転職を意識しやすい年齢です。なぜなら、同じ会社で10年プレーヤーになると、どうしてもその企業でしか通用しないスキルが増えてくるため、自分のキャリアを見つめなおす機会が増えるからです。

30過ぎたらいつまでもチャンスを待つのではなく、自ら積極的に市場価値を確認したいところです。

年収800万円以上の転職ならクライス!

■リクルートエージェント【★★★☆☆】

ご存知の通り、リクルートが提供する転職サイトがリクルートエージェントです。業界最大手だからこそ獲得できる大手求人や非公開求人が強みです。非公開求人は業界最多の9万件以上です。

一方で、全方位の転職希望者へ向けたサイトですので弱点もあります。それは、「投資銀行を目指す」といったような特定のユーザー層が求人を探す場合に最適化されていません。つまり案件が多過ぎるため、検索で引っかかるのは関連性の低い求人が多くなってしまいます。

とはいえ、どこにもない求人があるというのは弱点を補って余りあるメリットです。複数サイトに登録するのが一般的だと申し上げましたが、ビズリーチやJACなどをメインとしつつ、リクルートエージェントで漏れなく探すというスタンスが良いかと思います。

リクルートエージェントの詳細・登録はこちら

■ジャスネットキャリア【会計士なら絶対】【★★★☆☆】

ジャスネットキャリアは財務分野に特化した転職エージェントサイトです。公認会計士が創設しただけあって、会計・税務・財務等のファイナンス分野の案件に強みがあります。

誤解の無きよう最初に申し上げると、必ずしも会計士の資格が必要というわけではなく、ファイナンス関連に経験のある人向けサイトになります。したがって、たとえば金融機関(投資銀行など)でバリュエーションに従事したことがある人に向けたファンドマネージャーの求人などなど、多数の案件があります。もちろん投資銀行の求人もあります。

財務関連求人が主軸なので想定年収も高めになり、750万円以上の案件が多いです。

他の主要サイトと合わせて、こちらでも求人を拾うというスタイルが良いかと思います。

会計、財務分野の転職ならジャスネットキャリア

投資銀行からの転職先について

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では逆に、バンカーが転職するとしたらどういうキャリアステップがあるのでしょうか?

私が転職をするときに実感したことは「投資銀行出身というキャリアは想像以上にツブシが効く」ということでした。それは同業他社やファンドなどの比較的似た業種に転職するときだけではなく、まったくの異業種であったとしても当てはまります。

実際に私はIT企業へ就職しましたが、応募要項には「投資銀行出身者もしくは戦略系コンサルティング会社出身者は優遇」と書かれていました。

このポジションは直接的に投資銀行での知識・ノウハウが活きるわけではないのですが、まったく新しい業種であったとしても、バンカーにはすぐにキャッチアップができる素養があると認められている証左です。

なお、投資銀行で働くことのメリットは下記の記事でまとめています。

www.highclass-jobchange.com

最も多いのは同業他社への転職

最も多い転職先が同業の投資銀行です。特に日系から外資系への転職が多く、高いサラリーを目指してキャリアアップするというわかりやすいケースです。

他にも、培った分析力を活かしてバンカーから株式アナリストになるというケースもよく見られます。その場合一般的に年収は下がるものの、労働時間が大幅に改善されるのでワークライフバランスの充実という点でも人気のようです。

事業会社へ転職する人も3割くらいいる

次に多いのが異業種への転職です。転職の3割くらいはこのケースです。

業界は実に様々で、バンカー時代に担当していた業界に転職することが多いです。私も転職前はテクノロジー関連銘柄を担当しており、その後IT業界へ転職しました。

また、事業会社と一言でいっても、求人にはたくさんの職種があがっています。その中でもバンカー向けで多いのが専門性を活かした財務部と経営企画部になります。

財務部

財務部は①各事業部の実績管理、②財務諸表の作成、③財務戦略の策定が主な業務になります。

公認会計士出身者の転職先としても人気である通り、財務・会計の専門家としてバンカーの経験がダイレクトに活かせるということで重用されます。

財務部の解説はこちら(過去記事)が詳しいです。

経営企画部

財務部と同じくらい人気なのが経営企画部です。

経営企画部の主な仕事内容は、①経営管理、②予算策定、③M&Aやアライアンスの企画・実施などが挙げられます。

①の経営管理とは少しわかりにくいかもしれませんが、年初に立てた事業計画・予算に沿ってきちんとパフォーマンスが出るように、各部と密なコミュニケーションをとりながら人・物・金の調整・統合を行う業務です。

③のM&Aについては、これまで提案する立場だったのが一転し、提案を受ける側になります。対面に座った若手らしきバンカーが徹夜明けの真っ赤な目で意識が飛びそうになっていたとしても、やはり怒る気にはなれませんね。

経営企画部の解説についてはこちら(過去記事)に詳しくまとめています。

起業やベンチャーへ転職することも

多くはありませんが、起業をするという選択肢もあります。私の同期のうち一人は共同創業者として起業すべく退職し、今は米国で奮闘しています。

投資銀行で扱う業務は、順調に会社が成長して比較的規模が大きくなった後に直面する課題が多いので、すぐに企業やベンチャー経営に活かせるスキルが得られるわけではありません。 しかし金融業界というところは、あらゆる業界のビジネスを深く広く学ぶにはこれ以上なく恵まれた場所です。どんな企業でも財務というものは切っても切れないものだからです。

■投資銀行出身ならいろんな場面でツブシが効くよ(本当)、ビズリーチ!

まとめ

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以上、外資系投資銀行にどうやって転職するのか、元バンカーが徹底解説いたしました。いかがだったでしょうか?

投資銀行とは何事においても極端な場所です。激務の対価として、激変する経済環境でもたくましく生き残るための専門性と高給を手に入れられます。

自分の能力の限界を知りたい人や、異次元の世界に憧れる人、まだ迷っている人には是非一度飛び込んでみて欲しいと思っています。

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