外資系投資銀行への道標

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外資系投資銀行への転職・就職に関する記事を書いています。

外資系投資銀行に転職する方法を外銀バンカーが徹底解説!

2017年8月15日更新 2016年11月12日公開

高給・激務といえば外資系投資銀行(外資系金融、外銀)、そうしたイメージが世間一般に定着しつつあります。

  • 新卒なのに六本木ヒルズや銀座に住み、1本ウン万円もするお酒を惜しげもなく開ける
  • 毎日不夜城で仕事をし、睡眠時間は分単位で計算する
  • 企業買収ではグローバルに暗躍し、政界とも太いパイプを持っている

ウソかマコトか、そうした話題に事欠かないのが外資系投資銀行の世界です。

しかし、外資系投資銀行の現場に熟知した人がその実際を語る機会は少ないものです。

 

外資系金融に転職(就職)したいんだけど、何から手をつけたら良いの!?

投資銀行の求人なんて見つからないんだけど!

投資銀行に転職する時って英語はどれくらい求められるの?

やっぱり学歴がないと採用されないの?

 

外資系投資銀行への転職の方法について、業界にいた筆者だからこそわかりやすく紹介したいと思います。

結構長文ですが、これを読んでいただければ投資銀行の転職について、多面的にざっくりご理解いただけると信じています。

なお、より詳細な内容を知りたい場合には、それについて詳しくまとめた各関連記事を添えていますので、そちらもご参照いただけるとより理解が深まるかと思います。

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外資系金融は未経験だけど転職できるかな?という方へ

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専門性の高い投資銀行業務への転職ですが、経験者ならまだしも、未経験者でも出来るものなのでしょうか。

 

ご安心ください!

 

投資銀行への扉は未経験だろうが能力さえあれば開かれています。

常に優秀な原石を探しているのが現場での本音です。

 

ただし、その扉の開き方は知っておかねばなりません

その扉の開き方については、未経験者が投資銀行に転職する方法でまとめていますので、そちらもご覧ください。

外銀に学歴って大事なの?

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新卒は、高学歴にしか門戸が開かれていない

新卒に関しては、バンカーの学歴はかなり限られてきます。

東京大、京都大、早稲田大、慶応大を中心に、一橋大や旧帝国大学の一部がちらほらいるイメージです。

なぜかって?それはリクルーティング体制に起因しています。

 

どういうことかというと、基本的に投資銀行の新卒採用では現役の若手バンカーが中心となって採用活動を進めることが多く、人手がまったく足りていないというのが現実です。

私も1〜3年目くらいまでは直接リクルーティングに携わっていました。

人事はどうした!?という声が聞こえてきそうですが、投資銀行は極めて専門生の高い職種であるために人事では採否を適正に判断できません。

したがって実際に一緒に働く社員が積極的に採用に関わるべし、という考え方があるのです。

 

実際に、会社説明会の企画やインターンシップの企画から始まってエントリーシートの採点、面接のスケジューリング、面接官や場所の手配、面接結果の取りまとめ、受験者のケア(メンタリング)などに人事はほぼ関与せず、若手バンカーが多忙な中時間を作ってせっせと準備をしています。

そのためどうやってもリソースが足りず、あっちもこっちもというように手を広げられませんので、必然的に過去の入社実績と入社後のパフォーマンスなどを勘案して、力を入れる大学の学生に対してのみアプローチをするということになってしまうのです。

投資銀行の中途採用に学歴は関係なし。職歴で語れ!

一方、中途採用では学歴はあまり関係ありません。

学生は社会人での実績が無いため、どうしても限られたファクトから適性を判断するしかありませんでした。その主な要素のひとつが学歴だった、ということです。

しかし中途採用では前職での経歴を大きな判断材料にできます。

たとえ学歴がイマイチだったとしても社会人になって活躍される方は数多いるためです。

学歴ではなく、前職のノウハウだったり(業界に詳しいなど)、持っている資格だったり(公認会計士など)、それ以外の適性だったり(数字に強い、極細部まで丁寧、精神的・肉体的に頑強など)が認められればまったく問題ないのです。

MBAホルダーは有利?

また、経営学修士(MBA)出身者もいますが、それほど多いわけではありません。

東京では10%もいないくらいでしょうか。

そもそも国内大学のMBAに対してはそれほど評価が高くなく、海外大学上位校のMBAでなければ特に有利に働くものではないからと思われます。

TOEIC860点レベルの英語力をつけよう

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投資銀行では外資系・日系関係なく、また職種にも関係なく、もれなく英語を日常的に使います。

ボスや同僚が外国人ということは珍しくありませんし、投資銀行は海外とのネットワークが強固なのでメールのやり取りはもちろん、海外支店と電話会議をするということもあります。

といってもビジネスレベルでのスピーキングの機会は想像ほどは多くはありません

 

一方で、分析をする上で海外から共有をされた資料やレポートを読んだり、海外企業の決算資料を読み込んだりということは毎日あります。

また、海外支店に情報の共有を依頼したりすることも多く、メールのやりとりは常にあります。

 

ということで私の回答ですが、TOEIC860点を目指しましょう!860点あれば転職でハネられることはまずありません。800点だとかなり微妙な印象です。

というのも、新卒なら入社直後のTOEICで最低860点を取るよう人事から言われますし、実際に大体900点台をとります。

(ちなみに私は入社後一発目のTOEICで865点を取り、めでたく同期で最低点でした、、、)

 

英語といえば、投資銀行では入社時研修とアソシエイト研修があり、それぞれ新卒のときとアソシエイト昇格年に1ヶ月程度の海外研修が用意されています。

投資銀行によって研修先が異なりますが、ロンドンもしくはニューヨークが一般的です。

世界中の支店から同期のバンカーが集まり、一同に会して座学やディスカッションをします。(もちろんすべて英語です)

とはいえ、英語はリーディングができればとりあえず大丈夫!

投資銀行では英語を日常的に使用しますが、特にリーディングについては膨大な決算書類やレポートを短時間で読み込まなければなりません。

「英語読むのは苦手です」と言う水準では採用は難しいと言わざるを得ません。

 

しかし、リーディングに強い教育を受けているのが日本人ですし、何より今はグーグル翻訳があります。

注:グーグル翻訳を完全に信頼しているとガッカリする結果になりますが、素早くキーワードを拾ったり、精読しなければならない箇所にアタリをつけるという使い方であれば大変有用です。

 

何が言いたいかというと、英語は継続して頑張らないといけないなという認識はありつつも最低限文書が読めるという状態であれば、それを理由に不採用になることはないと思って差し支えありません。

 

ただし、外資系の面接では面接官が突然英語に切り替えることもごく稀にあるので注意が必要です。

なお、投資銀行の現場では実際どのくらい英語力が必要かということについては過去記事をご参照ください。

■英語なんてホントなんとでもなる、ビズリーチ!

イケてる外資系投資銀行を把握しよう

投資銀行と一言で言っても、ゴールドマン、モルスタ、メリル、JPモルガン、UBS、Citi、ドイチェ、バークレイズ、野村證券などなど、世界には本当に多くのファームがあります。

でも、じゃぁその中でどの投資銀行がイケてるんだって話になってもよく分からないですよね。

最後は現役のバンカーから話を聞いたりして、雰囲気に合ってるファームであるとか、待遇が良いところに決めればよいのですが、アプライする時点でどこに履歴書を出そうかと決めるにはランキングを参考にするのがオススメです。

 

ただ、ランキングといってもいろいろな視点や用途のために発表されているので、そのひとつを見たところであまりピンとこないかもしれません。

ということで、複数のランキングをひとつの記事にまとめて業界を俯瞰できるようにしたのがこちら(世界の投資銀行ランキング)の記事です。

これを参考に、イケてるかどうかの線引きをされてはいかがでしょうか。

■上司:「やっぱり君もゴールドマンが良いのかね」、ビズリーチ!

投資銀行の求人の見つけ方

残念ながら、外資系投資銀行の求人はいくら求人サイトを探しても見つかりません

なぜなら投資銀行は求人サイトに求人は出しておらず、基本的にはエージェント経由で紹介されるという流れになっているからです。

 

では、なぜ外資系投資銀行では間にエージェントを挟むのでしょうか?

一見無駄に見えますが、もちろん外資系特有の理由があるのです。理由は大きく2つあります。

  1. ポジションに空きが出たらすぐに採用したいが、出入りが多い業界なのでいちいち求人を出していられない
  2. 厳しい審査基準を満たしている優秀な人だけヘッドハンティングしたい

という事情です。

 

したがって、外資系に転職する場合はその業界に強いエージェントを見つけて、ポジションに空きが出たらすぐに連絡をもらうという手段を採ることになります。

優秀なエージェントの探し方はこちらの記事をご一読ください。

また、エージェント探しはビズリーチ一択の理由もご覧ください。

■投資銀行の非公開求人探すならココ!ビズリーチ!

外銀への転職の成否は準備段階で8割決まる!万全の対策で突破しよう

投資銀行はその専門性・高給・激務という性格上、頭の回転の速さ、パッション、精神的・肉体的なタフさが前提となります。

また、投資銀行のクライアントはCFOや経営企画部部長といった各企業でも選りすぐりのエリートのため、彼らと対面するバンカーにも人間的な成熟度や誠実性が求められます。

面接ではそれらの点を常に意識しながら面接官とコミュニケーションをとる必要があります。

 

面接での具体的な質問内容ですが、聞かれることはだいたい決まっています。

中でも必ず聞かれるのは、

  • これまでどのような仕事をしてきたか
  • どうして投資銀行を志望するのか
  • あなたのこれまでの経験が、投資銀行でどう活きるのか
  • どのセクター(業界)を担当したいか

です。このあたりは他の業界でも同じですね。

それ以外にも、「最近気になったM&Aはあるか」「具体的なM&Aのアイデアはあるか」などもよく聞かれます。

数は減りますが、「仕事は激務になるが、極限状態であなたを支えるものは何か」という質問もあります。

 

何度も言いますが、直接的な質問はなかったとしても、上記のポイントについては回答の端々からしっかりと判断されているということを片時も忘れてはなりません。

なお、投資銀行の面接を突破する方法(全3部作)については別で詳しくまとめていますので、そちらもご参照ください。

■英語面接だけは気をつけて!ビズリーチ!

外資系金融への転職だと、転職サイトの選択肢はそんなに多くない

では実際に転職しようと思ったらどう動けばよいのか。

まずは転職サイトに登録することが第一です。

登録して求人を探しましょう。

あるいは転職エージェントを探して相談することから始めましょう。

転職サイトにもシチュエーションによって向き不向き、強み弱みがありますので、いくつか複数登録することがコツです。

転職に失敗したくないなら必ず複数登録するようにしましょう。(無料なのでデメリットはありません)

 

■ビズリーチ【オススメ度:★★★★★】

ハイクラス転職といえばビズリーチです。

外資系御用達のハイクラスな方向け転職サイトです。

私もこちらを利用して転職しました。

 

部室長クラスのマネージャーや管理者層を中心とした、年収750万円以上の求人に強みがあります。

無料会員でも十分使えますので特に転職活動に支障はないのですが、有料会員になればスカウトメールをより多く受け取ることができますので転職の選択肢が広がります。

雑魚な求人はありません。

 

このように、特別な事情がなければビズリーチを避ける理由はないでしょう。

ひとつ目の登録サイトとして外せません。

ビズリーチの詳細はこちら

なお、ビズリーチについては下記の記事が詳しいです。

www.highclass-jobchange.com

 

■JACリクルートメント【オススメ度:★★★★☆】

JACリクルートメントは転職マッチング市場で最近急激に評判を高めている企業です。

現在はリクルートエージェント、DODAに次いで業界3位になります。

手堅い大手からベンチャーまできっちりカバーしており、特に個人的には高報酬案件に強い印象を持っています。

こちらも、登録サイトの第一候補として外せません。

 

また外資系への転職支援を強化している点も特徴です。

具体的に説明すると、JAC Recruitmentは世界8カ国(イギリス・シンガポール・中国・タイ・マレーシア・インドネシア・香港・韓国)に拠点があり、グローバルな転職サポートを行っています。

英文レジュメの無料添削や英語面接対策、中国語話力のレベルチェックなど、様々なサポートがあるので心強い存在になることは間違いありません。

JACリクルートメントの詳細・登録はこちら

 

■クライス&カンパニー【オススメ度:★★★☆☆】

クライス&カンパニーは30代マネージャークラスへの転職に強みがあります。

ビズリーチと同様、高年収案件がウリです。

私は使っていませんでしたが、外資系投資銀行の同僚で利用しているバンカーは割と多かったです。

 

求人としてはPEファンドや外資系コンサル、総合商社、勢いに乗るスタートアップなどがあり、ハイクラス求人としてはまったく遜色ありません。

クライス&カンパニーは完全無料で利用できます。

年収800万円以上の転職ならクライス!

【番外】ツブシが効く!投資銀行からの転職

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では逆に、バンカーが転職するとしたらどういうキャリアステップがあるのでしょうか?

私が転職をするときに実感したことは「投資銀行出身というキャリアは想像以上にツブシが効く」ということでした。

それは同業他社やファンドなどの比較的似た業種に転職するときだけではなく、まったくの異業種であったとしても当てはまります。

実際に私はIT企業へ就職しましたが、応募要項には「投資銀行出身者もしくは戦略系コンサルティング会社出身者は優遇」と書かれていました。

投資銀行のバンカーが転職するときはどのようなキャリアステップがあるのか、については下記の記事にまとめています。

www.highclass-jobchange.com

■投資銀行出身ならいろんな場面でツブシが効くよ(本当)、ビズリーチ!

まとめ

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以上、外資系投資銀行にどうやって転職するのか、元外銀バンカーが徹底解説いたしました。

投資銀行とは何事においても極端な場所です。

激務の対価として、激変する経済環境でもたくましく生き残るための専門性と高給を手に入れられます。

 

自分の能力の限界を知りたい人

超短期間でプロフェッショナルになりたい人

異次元の世界に憧れる人

 

など、まだ迷っている人には是非一度飛び込んでみてはいかがでしょうか?

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