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エリート公認会計士が実践する華麗な転職法【デキる会計士はここが違う】

2017年10月11日更新 2017年2月26日公開

医師・弁護士と並んで三大国家資格と呼ばれる公認会計士。

監査法人に入社して6〜8年目くらいから転職市場での市場価値が高まり、30代中頃でピークを迎えます

公認会計士へのニーズは高く、常に事業会社は有資格者を探し求めています。

特に英語に堪能であったり、事業経験のある会計士は一段市場価値が高く、年収1,500万円のラインが見えてきます。

 

ただ、公認会計士といっても玉石混交。

本稿では、同期入社の中でもエースと目されるエリート公認会計士たちが、キャリアをどのように考え、そしてどのような転職先を選択するのか、そのあたりについて迫ってみたいと思います。

 

会計士は安定した職業ですので普段キャリアを考える機会はそう多くないものですが、ふと立ち止まって今後のキャリアアップを考えた会計士諸兄に届けば良いなと思って記事にまとめました。

なお、会計士については下記の記事もご参照ください。

公認会計士の難易度は東大合格と同等!?合格率や勉強時間で徹底比較
公認会計士合コンではモテる?

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公認会計士は自分の市場価値の高さをもっと知るべき

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一般的なビジネスマンですと、実力に応じた昇給やインセンティブ給があったり、同僚がより良い待遇を求めて転職をする姿を見聞きするにつけ、

 

「自分はもっと給料もらっても良いはず!」

 

とか、

 

「なぜあいつが昇格するんだ!」

 

など、市場価値に近い感覚を持つ機会に溢れています。

 

しかし会計士は、ひと度監査法人で働き始めると、安定した待遇や社会的地位の高さ、監査業界という特殊で狭い業界の中でのルーティンワークのために、自身の人材価値を測る機会を見失います。

そもそも内外でさしたる競争環境にさらされていないので、誤解を恐れずに言うと、良くも悪くもどこか役所に似たのんびりさがあるのは事実です。

(仕事が遅いとか雑だとかという意味ではまったく無く、キャリア観が、です)

 

しかし、監査業界から目を離して一般企業を見てみると、財務・税務・コーポレートファイナンスのプロフェッショナルは渇望されています。

 

次代の経営者候補であったり主要なポジションの席は常に用意しているものの、そこに座れる人材がなかなか現れない。例えば会計士のような、、、

 

そんな状態が実はずっと続いているのです。

かといって、社内でそうした人材を育成することも難しいのが現状です(むしろ育成できるくらいのプロフェッショナルを欲している)。

そうしたギャップによって、市場での会計士の争奪戦は激化しており、待遇も年々良くなっています

 

もしも監査法人ではなく一般企業で真価を発揮したいというメンタリティがあるのならばすぐに転職活動を始めるべきでしょう。

あるいは、特に意思はなくとも転職サイトに登録してはいかがでしょうか。

「うわっ…私の年収、低すぎ…?」と感じるに違いありませんよ。

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公認会計士が転職したら年収は上がるの?

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もちろんケースバイケースですが、当然上がる可能性の方が高いでしょう。

もともと会計士は高給の部類ですが、事業会社にとっては貴重で獲得したい人材だからです。

 

ただ、漫然と監査業務をやっていただけの人にとっては少し期待外れな結果が待っているかもしれません。

事業会社が欲しいのは監査業務のできる人材ではなく、その財務会計のエキスパティーズ(=専門知識)を有為な形で事業会社に還元できる人材です。

つまり、監査法人への説明を視野に入れつつどこまでアグレッシブな財務戦略をとれるか立案できたり、M&Aにおいて財務DDや税務DDの陣頭指揮ができたり、渦中の企業に乗り込んで内部統制の構築プロジェクトを推進できたりするような人材を期待されているのです。

あるいは、英語に堪能であればIFRS対応要員のニーズもありますし、事業経験がおありなら新規事業の立ち上げにも引っ張り込まれるでしょう。

 

そういう人材なら転職市場も大歓迎で、年収1,000万円程度ならまず下らないオファーを受け取れることは間違いありません。

ただの会計士ではなく、エリート公認会計士が欲しい、ということです。

◾️会計士と弁護士だけは会社にたくさん抱えて困ることはない、ビズリーチ!

公認会計士の転職に年齢制限なし。でも幅を広げるなら30代が目安

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結論から申しますと、会計士からの転職に年齢制限はありません

ですが、決断は早いに越したことは無いです。

 

監査法人は年次とともに専門知識が蓄積されていく業種ですので、常に学びのある環境と言えますが、一方で弱点もあります。

そのひとつは、例えば事業の運営経験です。

金融業界と同じく様々な業種に関わって監査をしますが、監査の視点と経営の視線は当然異なります。

つまり、消費財メーカーの監査をしたからといってマーケティングのノウハウが蓄積されるわけではないのです。

「マーケティングを強化しましょう」と言うは易しですが、実行力が伴っていません。

 

そうした弱点に鑑みた場合、いつまでも監査業務に従事するのは機会損失です。

会計士として生きていくという場合を除けばさっさと転職してしまって、財務会計の知見にレバレッジをかけつつ新しい仕事を吸収する方が、ずっと早くハイクラス人材へ近づけます

 

そうすると、自ずと転職のタイミングというのは見えてきます。

転職市場では、監査業務で中堅とされる6年〜8年目、年齢で30歳前後がセカンドキャリアのスタート地点となり、30代中盤にかけて市場価値がピークに向かいます

40代になると新しい経験を積める機会が減ってきますので、キャリア形成上ややもったいないと言えます。

◾️一旦「監査」という特殊な業界に慣れちゃうと転職は難しい、ビズリーチ!

英語ができる公認会計士は喉から手が出るほど欲しい

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この章では「公認会計士 × 英語」はとっても素敵な人材だよね、ということを説明したいと思います。

まずは本題である英語の必要性・有用性に入る前に、会計界のグローバルな背景から説明せねばなりません。

※ここは釈迦に説法なところがありますので、会計士の方は次の見出しを飛ばしていただいて問題ありません。

グローバル化の進む会計基準

世の潮流として、会計基準の統一化がグローバルに進んでいます。

むちゃくちゃ簡単に説明しますと、世界には大きく3つの会計基準が存在します。

国際会計基準(=IFRS)、米国会計基準(=GAAP)、日本会計基準(=JGAAP)です。

 

なんで会計基準が複数あるの?というと、世の中がグローバルになる以前から各国で商慣例としてのたくさんの会計基準がありましたが、次第に統一が進んで収斂(しゅうれん)されてきて今に至るというワケです。

しかしまだ一つに統一するまでは至っていません。

 

会計処理が違うとなにが困るのか?

それは、売上を計上するタイミング(売り上げた瞬間とか現金を受け取った瞬間とか)ですとか、土地を売ったときの利益をどこに計上するか(本業の一環として営業利益に計上するか、たまたまの利益なので特別利益に計上するか)などなど、実に多様な考え方で財務諸表で作っていたので、グローバル化したときに基準が違うと企業間の比較が困難になってきて投資家なんかが困ってしまうんですね。

ですから昨今の日本では、企業のIFRSの導入に向けて産官学が動いている状況です。

公認会計士としてコモディティ化しないための英語

そういうバックグラウンドがありますから、日本企業の中で日本会計基準のIFRS化や、米国会計基準のIFRS化が徐々に進んでいます。

 

一方で、これから急速にIFRS化が加速するのは火を見るより明らかなのに、まだ公認会計士の中でもIFRSに詳しいエキスパートが少ない状態です。

なぜなら英語に堪能でないと、海外事例の把握や海外の監査法人との連携が難しいからです。

 

公認会計士試験合格者に英語が堪能な人が多くない傾向にあるのも一因でしょう。

会計に特化して勉強してきているため、英語を学ぶ優先順位・インセンティブが低いためです。

結果、会計士になった瞬間に周りの同世代と同質化、コモディティ化してしまうという課題もあります。

クライアントに提供できる強みが会計以外に特にない、と。

異業種交流の場ではエッジの効いた「会計士資格保持者」も、監査法人内ではいち社員でしかないということです。

 

ただ、中には稀有な人材もいて、監査法人に入社したときに英語が堪能(TOEICで900点とか)な人も0ではありません。

そういう人材がいると、社内ヘッドハントで監査法人のIFRS部隊に編入されます。

IFRS部隊はエース会計士の集まるエリート集団

そもそもIFRSや米国会計基準を採用している企業は日本の中でもまだ一部で、だからこそ日本有数の巨大企業に限られます。

そのためIFRS要員ということはすなわち、それら重要顧客を任されるということです。

 

また、会計ができて英語も堪能というのは、もはや単に会計も英語もできますという以上の意味を持ちます。

そもそもの思考力が高く、粘り強く、頭の回転が早いエスタブリッシュな人材というシグナリングです。

当然、同期の中でも頭2つくらい出るような存在で、同世代の中でのエースです。

同期がOJTで細分化されたタスクをやっている時期に、早くも大きなプロジェクトを任されることになりますし、社内の覚え(評判)が良いのも事実です。

 

公認会計士になるような人は、勉強自体が得意というのはもう間違いありません。

そこで、周りの会計士から1歩でもリードしてコモディティ化を避けるべく、日夜英語レベル向上を図るのは大変費用対効果の高い投資と言えます。

英語のできるエリート会計士は市場価値が高い

このように会計士として稀有ということは、事業会社にいたっては英語のできる会計士は絶滅危惧種だということです。

監査法人に高い報酬を支払ってIFRSの相談をするくらいなら、その人材を要職に据えてじっくりプロジェクトに取り組みたいと考えています。

だからこそ監査法人のIFRS部隊にいるよりも待遇が良くなるのは明白なのです。

 

また、海外展開を加速する企業が増えるにつれて国際会計事務所を中心に移転価格税制などの国際税務の案件も増えています。

今はまだ税務の経験は無くても、一定の英語力さえあれば公認会計士がこうした国際税務案件でアサインされることもあるので、英語力の研鑽は無駄になりません。

他にもSPCやM&Aの税務分野では底堅いものがあります。

監査法人でファンドの監査やDD(デュー・デリジェンス)に関わっていた会計士にとっては、これまでの経験を活かしやすい転職と言えます。

◾️会計士 × 英語はユニークな人材への第一歩、ビズリーチ!

エリート公認会計士の転職先

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英語・会計・プログラミングが3大グローバル言語と言われる通り、会計士の活躍できるフィールドは多岐に渡ると説明してきました。

では、公認会計士の中でもエリート層が転職をする場合どのようなキャリアパスを描くのでしょうか?

成功例とされる転職先と、そのキャリアアップをするためにはどのような会計士を目指すべきなのかについても触れていきたいと思います。

公認会計士から投資銀行へ転職

会計士の転職先として人気の一つに外資系投資銀行があります。

リーマンショック以降冷え込み続けたM&A市場も2012年以降は回復しており、それに伴って投資銀行を中心にブティック系ファームやFAS(会計系アドバイザリーファーム)などが採用に意欲的となっています。

投資銀行ではM&Aやファイナンスをあつかいますので、財務会計に明るい会計士有資格者は重用されます。

実際に会計士からの転職組も一定数いて、私も投資銀行時代に仕事でご一緒したことがあります。

 

例えばIFRSがらみの論点などでは、バンカーの知見がまだ厚いワケではないため会計士に確認を取る必要があります。

チームに会計士出身者がいれば、いちいち会計事務所に確認を取らなくて良くなりその分フットワーク軽くクライアントに回答ができます。

このスピード感は投資銀行にとって明確な競争優位に繋がります。

その場で回答できるか、あるいは翌日の回答になるかでディール獲得の確度が変わってしまうほどです。

それだけバリューが高いということですね。

 

投資銀行への転職のポイントとしては、財務DDやバリュエーション業務にアサインされた経験など、何らかの形でM&Aに参画していたかどうかが加点ポイントになります。

監査法人にいる間に、積極的にこうしたM&A案件へアサインしてもらうようアピールすることが投資銀行への近道になります。

また、財務・会計のテクニカルなスキルだけでなく、経営者の事業にかける想いを汲(く)み、緊迫する現場でも信頼関係を醸成する能力も必要になってきます。

 

なお、投資銀行の仕事は激務になりますので、ワークライフバランスとは無縁の生活になります。

会計士にとっては驚く現場かもしれません。

しかし投資銀行は高給な会計士をはるかに超える超高給で有名ですので、会計士の中でも有力な選択肢の一つとされています。

◾️でも財務・会計だけが取り得の会計士はあっさり選考に落ちる、ビズリーチ!

公認会計士から外資系コンサルへ転職

外資系コンサルへの転職も人気があります。

デロイトトーマツやあずさのように、監査法人の中にはコンサル部門を有しているところもあります。

求められるのはやはり財務会計の知識による財務コンサルを始め、事業全般のコンサルについてもアサインされます。

もともと会計士になるポテンシャルがある人材ですので、未経験のコンサル業界とはいえキャッチアップが早い傾向にあります。

 

とりわけIFRS関連ではコンサルへの相談が増えている一方で、それに対応できる人材が枯渇しており、引き続き転職市場においてアピタイトな状況が続いています。

ただし、外資系投資銀行と同様に英語に抵抗感がない程度には英語力が必要ですので、会計士資格ホルダーということに甘んじることなく研鑽を忘れないことが肝要です。

公認会計士から財務経理部へ転職

事業会社における公認会計士の求人では、上場企業の財務部が圧倒的多数を占めています。

(財務部と公認会計士の蜜月の関係は語るまでもないことでしょう)

M&Aなどを含めて海外の事業展開を加速する企業が増えていることが、会計士の採用ニーズを押し上げています。

 

財務部の主な業務のひとつは監査法人対応です。

企業の方針を正しく理解し、会計処理に落とした上で毅然と主張をする、場合によっては監査法人と意見調整を行える。

そんな人材が求められており、だからこそ知識の裏付けがある公認会計士が待望されるのです。

 

たしかにそうした人材を内部で育成するということも重要です。

事実、財務部にはプロパー(=叩き上げ)の社員も多く在籍しています。

しかし、OJTで会計の専門家になれるかというと、それはさすがに無理な話です。

やはり体系的・網羅的に専門知識を蓄え、実務経験を積んできた会計士ホルダーのような人材こそが真に活躍できる世界です。

したがって財務部部長のポジションに関しては、やはり会計士ホルダーが就くケースが多いです。

なお、業界知識や商慣習などに詳しいとキャッチアップも早いため、応募する業界を担当していた会計士であれば特に評価が高くなります。

 

ちなみに財務部部長は経営企画部部長や主要事業部部長のポジションと並んで企業の中での出世コースの一つでもあります。

なぜなら、財務部の最大関心事である財務戦略は、企業価値に影響を与えるほどのインパクトを持っているからです。

経営企画部部長がCOO(最高執行責任者)であるとするならば、財務部部長はCFO(最高財務責任者)にあたります。

それだけ組織のトップに近いということです。

なお、財務部については下記の記事が詳しいです。

www.highclass-jobchange.com

公認会計士から経営企画部へ転職

会計士は、その計数能力の高さを買われて経営企画部からラブコールをもらうケースもあります。

経営企画部は、財務部とは似て非なる部署です。

経営企画部の最大ミッションのひとつは予算作成になります。

各事業部から違和感のない事業計画を拾い上げ、経営陣の意向と調和させながら全社戦略を策定しなくてはなりません。

そのためにも財務の知見は必須です。

 

また、M&Aを取り扱うのもここ経営企画部です。

例えば、DDに入る前に対象会社の事業計画を簡易に調査するのですが、限られた時間内で違和感を感じ取れる鼻を持ち合わせている人材は貴重です。

仮にそこで違和感を見つけられたならば、本DDのコストを支払わなくて済みますので、数千万円に値する仕事ができたということになります。

◾️実は財務部より経営企画部の方が活躍のフィールドが広い、ビズリーチ!

経営企画部については下記で詳しく解説しています。

www.highclass-jobchange.com

公認会計士からスタートアップへ転職

ここ最近IPO環境が活況となっていますが、上場に際して財務経理の体制構築は必須です。

足腰のしっかりした財務体制を作るため、スタートアップにおける公認会計士の求人は増えています。

ベンチャーでは、提言だけでなく業務執行能力も問われます。

いわゆるベンチャーマインドをもった人材が好まれるということです。

すなわち財務・会計の知識だけでなく、主体的に業務を推進できる会計士であれば間違いなく重宝されます。

最後に

ここまで公認会計士の転職について説明してきましたが、いかがだったでしょうか?

公認会計士は自身の高い市場価値をもっと認識すべきで、必ずしも監査法人に留まることが幸せかというと、そうではありません。

今後も会計士のニーズは高まる見通しです。

監査法人に留まることなく、外部へのキャリアパスを模索してみてはいかがでしょうか?

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【番外】転職サイトはどこを選ぶべきか

では実際に公認会計士転職しようと思ったらどう動けばよいのか。

まずは転職サイトに登録することが第一です。

登録して求人を探しましょう。

あるいは転職エージェントを探して相談することから始めましょう。

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なお、ビズリーチについては下記の記事が詳しいです。

ハイクラス企業に転職したいならビズリーチ一択な理由

 

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ビズリーチと同様、高年収案件がウリです。

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案件が多すぎて探しづらいという弱点がありますが、どこにもない求人があるというのはその弱点を補って余りあるメリットです。

ビズリーチやJACなどをメインとしつつ、リクルートエージェントで漏れなく探すというスタンスが良いかと思います。

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