2018年2月14日更新 2017年2月27日公開
最難関クラスの士業として人気の公認会計士。
高収入で安定企業、そして人材としての市場価値が高く、転職によるキャリアアップが期待できます。
そんな会計士ですから、結婚相手として異性がトキメかないはずは無いように見えますが、実際のところどうなのでしょうか?
本稿では「ぶっちゃけ公認会計士って合コンでモテるの?」という疑問について、一歩踏み込んで解説したいと思います。
なお、公認会計士については下記の記事も併せてどうぞ。
★エース会計士が実践する華麗な転職法とは?
★公認会計士ってどうすればなれるの?試験の難易度は?
公認会計士は合コンでモテモテ?
冒頭の通り、異性にとって魅力的な職業が公認会計士。
そこで気になるのはもちろん、会計士は異性からモテるのか?ということですよね。
結論から申し上げましょう。
公認会計士はモテます!
後述しますが、会計士には異性が求める魅力がたっぷり詰まっています。
一方で、「公認会計士」に抱く世間のイメージの中にはネガティブなものもあります。
合コンで確実にモテるためには、公認会計士の良い面を出しつつ、いかにマイナスイメージを払拭するかが肝要になってきます。
では以下で、具体的に会計士がモテる理由を因数分解していきましょう。
公認会計士がモテる理由
高給・安定・社会的地位の高さ
公認会計士の仕事の中でもメインの業務となるのが企業の財務諸表の監査業務です。
この監査業務というものは会計士にのみ許された独占業務になります。
世に株式会社がなくならない限り、公認会計士の独占業務がなくなることはありません。
代理人として弁護を行える弁護士やメスを持てる医師、それと同じです。
したがって、会計士として働く限り将来は安泰ですし、初任給はなんと500万円と高年収!
また、会計士はクライアントから「先生」と呼ばれ、社会的地位も高い職業です。
高給・安定、社会的地位が高いとくれば、名刺ジャンケンが強くて当たり前。
新卒で年収500万円スタートとか、どれだけイージーモードなんですかと。
おねだりすればプレゼントを買ってもらえるでしょうし、食事が割り勘だろうかなんて心配する必要もないわ!
...といったイメージを世間が抱いていることが会計士の強みです。
実際には散財する人は少ないですし、得意の企業分析スキルを用いて株式投資などで資産形成に勤しむ会計士も多く(本業よりそちらのリターンが多い会計士もいます)、セレブとまではいきませんが上流階級の生活が期待できます。
溢れる知性
ご存知の通り、公認会計士試験は最難関のひとつです。
2年以上必死に勉強してきた人たちの9割近くを無慈悲に落とす、そんな試験です。
突破するのは東大合格に近いレベルだとも言われています。
(参考:公認会計士の難易度は東大合格と同等!?合格率や勉強時間で徹底比較)
難関試験ですから、会計士試験の合格者には高学歴が多いことも特徴的です。
例えば関東圏ですと東大や一橋といった難関国立大をはじめ、早慶出身者の占める割合が高いです。
「頭が良い」というか、正確には「ある枠組みの中でベストに近いパフォーマンスを出す能力に長けている」ということでしょうか。
試験という決まったシステムの中で、自分の強みと弱みを理解した上で、どのように勉強を進めれば最短でたどり着けるかをきちんと把握し、計画通りにプロジェクトを進められる能力、と読み替えられます。
だから学歴(入試システム)とも相関があるのですね。
また、会計士の業務上、下記の能力を養うことになります。
- 様々なエビデンスから仮説を立てて合理的な結論を導き出す論理的思考
- 財務担当者とのタフな交渉・折衝をこなす忍耐力
- 日々アップデートされる会計基準に即応できるよう普段から学習を欠かさない真面目さ
こうした能力が会計士を理知的に映しているのかもしれません。
◾ちょっと理屈っぽいところがたまに傷、、
「お財布管理はしっかりしてそう」というイメージ
企業の財務状況を調べるお仕事なので、当然「家のお金の管理もしっかりしていそう」というイメージはあります。
実際、プライベートでも金銭管理がきちっとしている人は多いです。
数字が苦手な方にとっては、会計士のパートナーはこれ以上ないほど頼れる味方に見えていることでしょう。
失敗できない合コン、ここに注意!
魅力的な会計士ですが、ここからはネガティブに見られる点も挙げてみたいと思います。
知名度が低い
税理士と聞くと比較的馴染みがありますが、会計士となると完全にB to B業務のため、一般的に認知される機会は少ないです。
コーポレートファイナンス分野で仕事をしている人でない限り、会計士と業務をすることはないといっても過言ではないでしょう。
そのため認知度が低いという由々しき問題があります。
業界的に派手でもなく、業務をフィーチャリングされる機会も少ないのが会計士です。
企業の粉飾事件でもない限り、取り沙汰されることはありません。
そうなってくると、例えば合コンで会計士を知らない人が来た場合、その説明をすることはひどく難易度が高いです。
世の中、「上場企業」からして意味を知らない人たちが大半ですから。
そうした場合は残念ながらもう諦めるしかない、というのが会計士の総意です。
激務
公認会計士の仕事は波があるものです。
閑散期は半月ほど休暇を取って海外旅行にいくという人が多い一方で、決算前後の繁忙期になると連日終電で帰宅することになります。
そうなってくるとパートナーへの負担が大きくなるということは忘れてはなりません。
当然異性もその点を慎重に見ていて、あなたが家庭を大切にする人かどうかを観察しています。
自分のことは自分でできる、閑散期にこそパートナーのサポートをかかさない、ということをアピールしていくことが肝要です。
「ガリ勉クン」という十字架
どの士業にもありがちですが、「お勉強だけ出来る資格保持者」が多い点には留意が必要です。
華の大学生時代に、大学には最低限通いながら、授業が終わったら脇目も振らず専門学校に直行して夜中まで勉強するということで、貴重な青春を費やしてしまった人たちが多いのも事実です。
何が言いたいかと言うと、同級生がサークルや飲み会に興じる姿を横目に、重い教材を背負って専門学校に通う毎日を2年も続けた結果、多少野暮ったい感じの真面目クンたちというイメージを持たれやすいよ、ということです。
(その傾向はありますが、もちろんすべての会計士がそうではありません)
最後に
以上、公認会計士は合コンでモテるのか?に関するエントリーでしたが、いかがだったでしょうか?
公認会計士はモテる、ということに揺るぎはありませんが、会計士に抱くネガティブなイメージも理解して異性と接することが「会計士の中でもモテる人」への近道といえそうです。
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