2018年5月18日更新 2017年2月21日公開
日系投資銀行のガリバーといえばそう、野村證券ですよね。
新卒採用において、総合職とは別枠で投資銀行部への専門採用をしている日系証券の代表格です。
2008年には、倒産寸前だったリーマン・ブラザーズを備忘価格で買収し、外資バンカーをタレントバイしたことも記憶に新しいでしょう。
外資の買収により、日本の投資銀行界にもついにグローバル水準の高年収・激務が輸入(?)されました。
新卒の初任給が54万円でしたので、導入当時は業界内外から話題を呼んだものです。
この記事では野村證券の投資銀行部について、年収や激務さ、合コン事情、国内での存在感についてまとめています。
なお、他の投資銀行についてはこちらの過去記事をご覧ください。
★ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、メリルリンチ、JPモルガン
- 野村證券の新卒年収は750万円!初任給は54万円!
- 激務な野村の投資銀行
- 決して期待してはいけない合コン
- 国内の案件獲得ランキングでは常に上位
- 野村證券は野村ホールディングスのコア事業
- 1分でわかる野村の歴史、ざ〜っくり解説
- 今後の野村の戦略
- 野村IBの案件実績
- 投資銀行部は治外法権!ノルマ証券とは別カルチャー
- リーマンブラザーズの買収は成功だったのか?
- まとめ
- 【番外】転職サイトはどこを選ぶべきか
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野村證券の新卒年収は750万円!初任給は54万円!
2008年に破綻したリーマンブラザーズを買収したことから、野村證券では投資銀行部門の給与体系を外資系基準に合わせるべく、2009年からグローバル水準の給与体系を実施しています。
気になるその金額ですが、新卒で実に年収650万円!
月給にしておよそ54万円。
同じ新卒でも、総合職とは初任給で2倍以上も給与に差があることになります。
さらに、650万円はあくまでベースだけの話ですので、ボーナスが別途乗っかってきます。
景気に拠るところはあるものの、ボーナスを加算すると750万円~800万円が野村證券の初年度の年収ということになります。
ただし年1,200時間(=月100時間)の「みなし残業」が含まれている点には留意が必要です(野村に限った話ではないのですが)。
さらに、月100時間を超えた分は残業代を申請できるのですが、申請した分はボーナスから差し引かれるという悪魔の仕組みになっていて、実質残業代は出ないということになります。
つまりどれだけ長時間労働をしようが、給料はビタ一文変わらないということです。
毎年契約更改のある年俸制のプロ野球選手みたいなものですね。
なお、残業代に関しては企業ごとに対応が違っており、野村證券のように全く残業代が出ないのが主流ではある一方で、アナリスト(=新卒1~3年目)の間だけは100時間を越えた部分について残業代が出るという投資銀行もあります。
福利厚生も見てみましょう。
投資銀行部には福利厚生らしいものはほぼありません。
家賃補助はなく、家族手当や食堂などもありません。
また、野村證券には独身寮があるものの、寮に住めるのは総合職の社員だけで、投資銀行部の人間は住めません。
まぁ毎日のように電車がなくなってもタクシーや徒歩で帰らないといけないので、社宅のある郊外は不便という事情もあります。
唯一と言ってい良い福利厚生として、投資銀行の社員にはコーポレートハウジングが用意されています。
これは野村に限った話ではなく投資銀行では一般的なのですが、要は家賃の借り上げです。
社員に代わって会社が賃貸の契約をしてくれて、家賃は給料から天引きされるというシステムです。
意味あるの?と思われるかもしれませんが、会社が福利厚生として費用計上できますので節税のメリットがあります。
つまり、住宅手当だと給与所得に含まれるのでその分所得税も増えてしまいますが、借り上げだと追加の税金がかからない分、手取りが増えるというカラクリです。
■日系ならやっぱり野村が断トツ、ビズリーチ!
激務な野村の投資銀行
野村の投資銀行部は日本国内で随一の影響力を持っています。
国内証券では唯一、ゴールドマンサックスやモルガンスタンレーなどのトップティアの外資系投資銀行と渡り合っている証券会社といえます。
当然競争は熾烈ですが、外資系に案件を取られるということは日本の恥だと信じて疑いません。
しかも、外資系は年に数回あるくらいのビッグディールに的を絞っていますが、野村は全方位の案件獲得が求められています。
すなわちラージキャップからミドルキャップ、スモールキャップに至るまで、すべてにおいてシェアを堅持しなければなりません。
そのマンパワーたるや尋常ではありません。
手を抜いて他社に出し抜かれようものならMD(マネジメントディレクター)を飛び越えて投資銀行部長が直々に、担当者に怒号を飛ばすという光景が見られます。
三菱東京UFJ系(モルガンスタンレー)やSMBC系(日興証券)、みずほ系(みずほ証券)はそれぞれ銀行からの出向者を受け入れることが可能ですが、ピュアな独立系である野村ではなかなかフレキシブルに人材を確保できず、ギリギリのリソースのやり繰りが必要になってきます。
当然、一人当たりの業務負担は青天井というワケです。
結果、ジュニアバンカーの残業時間は180時間を優に越える状況が続いているのです。
投資銀行の激務についてはこちら。
とはいえ、変わりつつある残業環境
2016年に電通社員による過労自殺が社会的問題として大きくクローズアップされました。
投資銀行にとってもこの事件は対岸の火事では決してなく、多かれ少なかれ影響を受けているのは事実です。
週刊ダイヤモンドに野村IBの労働環境に関する記事が掲載されました。
今年の夏ごろに野村に労基署のメスが入り、投資銀行部門の長時間労働が問題化したため、それまでとは一転、残業が厳しく制限されるようになったという。
「一ヵ月45時間までしか残業できない上、外部からリモートログインしている時間もチェックされる」と野村関係者は明かす。深夜残業が当たり前だった野村の投資銀行部門においては、事実上の「残業禁止令」といえた。
野村は問題発覚後、大規模な人事異動に踏み切り、投資銀行部門の中でもM&A部門の人員を増強。今年3月末と比較して人員を20%も急増させているのだ。異動の規模からは、会社側の危機意識の高さがうかがえた。
野村證券幹部が「嵐が過ぎ去るのを待てばいいというわけじゃない。本腰を入れて対応すべき」と指摘する通り、そうしたビジネスモデルからは一刻も早く脱却しなければ、淘汰の憂き目に遭うかもしれない。
こうした流れが大きなうねりとなり、是正の機運がかつてないほど高まった結果、長時間労働が常態化しているホワイトカラー職場へと押し寄せているのです。
長時間労働対策にかじを切った労基署は従来の重点対象に加えて、会計士や研究員、投資銀行マンなど、深夜残業が当たり前だったホワイトカラーのエリート職業にも積極的に手を広げ始めました。
出所:野村證券に労基署のメス!花形部門に“残業禁止令” | ダイヤモンド・オンライン
こうした潮流を受け、今後長時間労働は是正されていくことは間違いないありません。
ただし、熾烈なグローバル競争にさらされている投資銀行ビジネスにおいては、同時に競争力維持の施策もセットで実施していかなくてはならず、まだその目処は立っていないのが現状です。
決して期待してはいけない合コン
野村だけに限りませんが、日系証券の場合には合コンでの女性ウケは最悪だということは覚悟しておきましょう。
いくら20代で1,000万円を稼いでいようとも、やはりどうしても女性には「証券マン」のイメージが強く、オールバックで厳ついガタイの男性が個人宅あるいは電話で猛烈営業をかけてくるという印象を崩せません。
逆に、投資銀行のことをよく知っている女性だと、それはそれで間違いなく同業者か高学歴キャリアウーマンなので、あなたが求める女性層とは違うかもしれません。
(会って話しても仕事の話になるだけで、途中から笑顔で牽制し合うのがオチです)
こればっかりはどうしようもなく、かといって営業部門の証券マンに収益の大半を稼いでもらっている手前、真正面から文句を言うこともできず悶々とします。
(とりわけ不景気にはホールセール部門の収益が一気に逆回転して赤転しますので、社内交流の場では平伏したい気持ちで一杯になります)
結論としては、数年して実績を積んだらみんな大好きピカピカの外資系に転職するか、もしくは潔く異業種交流は諦めましょう泣
■「証券マン」のイメージはホント邪魔、ビズリーチ!
国内の案件獲得ランキングでは常に上位
圧倒的な強さを見せる野村の投資銀行ですが、実際のリーグテーブル(ランキング表のようなもの)でも各カテゴリにおいてことごとく1位を防衛しています。
野村の投資銀行には、名だたる外資系を押さえて首位を堅持し続けるための覚悟、能力、自尊心を備えたバンカーが集まっています。
野村證券は野村ホールディングスのコア事業
野村證券は資本力・収益力とも日本最大の総合証券会社で、どのグループにも属さない独立系の金融グループです。
グローバル70カ国以上に展開しています。
持ち株会社野村ホールディングスの傘下には、リテール事業を核にして投資銀行ビジネスも展開する野村證券のほか、運用会社やリサーチ会社、ベンチャーキャピタルなど、金融コングロマリットを形成しています。
野村ホールディングスは、グループの事業を営業部門、アセットマネジメント部門、ホールセール部門の3つに分けています。
中でもホールセールに区分される投資銀行部は、日本企業が関わるM&Aアドバイザリーランキングでも毎年第1位になっています。
【営業部門】
国内営業部門は個人投資家を対象にした伝統的な証券業務です。
全体収益の半分近くを占めており、コア業務といえます。
国内に159店舗を構え、多数の法人や個人投資家が金融商品の取引をしています。
シェアは圧倒的に1位で、顧客資産ベースで第2位の証券会社の実に2倍以上の預かり資産を有しています。
【アセット・マネジメント部門】
投資信託業務。
投資信託やETFなど、国内外の個人・機関投資家から委託されて資産を運用する業務。
その規模は40兆円を超えています。
日本の税収に匹敵する規模の資産を任されていると言えます。
【ホールセール部門】
野村のホールセールは国内でもシェアが圧倒的で、ガリバーと呼ばれる所以です。
国内上場会社の実に38.8%の企業で主幹事(=要は、一番お世話になっている証券会社のこと。銀行でいうメインバンクのようなもの)になっています。
副幹事までを含めるとなんと63.1%のポジションを獲得しています。
ホールセール部門はさらに2つのセクションに分かれており、投資銀行部はここに入っています。
- インベストメントバンキング:投資銀行業務を担当しています。
- グローバル・マーケッツ:トレーディング業務を担当しています。
1分でわかる野村の歴史、ざ〜っくり解説
野村徳七によって設立された両替商「野村商店」を足がかりに、「大阪野村銀行」の証券部を分離しました。
その後の1925年12月に、片岡音吾を初代社長として野村證券が設立されました。
昭和29年に制定されたグループの社章は、野村家の紋章のツタ(蔦)の葉と、屋号の「ヤマト」から採用されました。
なお、りそな銀行の前身である大和銀行は大阪野村銀行の流れをくんでいます。
1926年1月に公社債専門業者として営業開始し、翌年には早くもニューヨーク出張所を開設しました。
2代目の飯田清三社長のときに国内最初の投資信託業務の認可を受けました。
その後、1946年に本店を東京都に移転し、1961年には東京証券取引所・大阪証券取引所・名古屋証券取引所に上場を果たします。
1965年には調査部を分離独立させて、シンクタンク「野村総合研究所」を設立しました。
1970年前後には海外進出を強め、金融自由化に乗って野村信託銀行、2000年には野村アセット・マネジメント投信株式会社を子会社化しました。
2001年10月、持ち株会社への移行に伴って野村ホールディングスと野村證券に機能を分割しています。
2006年5月にはジョインベスト証券を開業し、インターネット証券にも参入しています。
今後の野村の戦略
国内では圧倒的な強さを維持している野村證券ですが、その長年のテーマは大きく2点あります。
- 日本でのシェアのさらなる拡大
- 欧米投資銀行と国際金融市場で互角に戦えるグローバル化の推進
です。
その目標に向かって「ブローカー業に固執しない新しい業態への転換」など野村21世紀戦略を描いてきました。
そのため、株式を中心としたブローカー業のポーションを低くし、国際舞台でのグローバル化を目指して投資銀行ビジネスを強化してきています。
背景には、欧米の金融機関と国際マーケットで互角に戦えるように、さらに投資銀行ビジネスのラインナップを多くして収益構造を多様化するとともに、ROEを高めて投資効率の高い金融機関に脱皮する狙いがあります。
■グローバル化はまだ全然上手くいってないよね、ビズリーチ!
野村IBの案件実績
2013年3月期のIB部門は世界的な金融緩和の効果もあり、収益も増加し、クロスボーダーM&Aやグローバル市場での資金調達案を多く手がけました。
M&Aアドバイザーでは、伊藤忠商事による米食品大手ドール・フード·カンパニーの一部事業買収や、香港の不動産開発会社チョンコン・ホールディングスによる英ガス会社ウェールズ・アンド・ウエスト・ユーティリテーズの買収など、海外に成長機会を求める日本企業による買収が挙げられます。
また、アジア企業によるヨーロッパ企業の買収など、海外企業同士による多くのクロスボーダーM&Aでもアドバイザーを行っています。
その他、フランスの大手金融機関クレディ・アグリコルによるギリシャ子会社の売却や、銀行の経営統合や不良債権処理などヨーロッパの大型業界再編でも大きな役割を果たしています。
投資銀行部は治外法権!ノルマ証券とは別カルチャー
野村證券の営業マンといえば、内外からノルマ證券と揶揄されるほど厳しい必達目標を課せられることで有名です。
証券特有の入社研修においても特に野村イズムを骨の髄まで叩き込まれます。
しかし、投資銀行部門においては総合職からの叩き上げはマイノリティであり、リーマンブラザーズ出身者や転職者が大半を占めます。
ローテーションの一環で人手不足を補う補充はありますが、カルチャーを形成しているのはむしろ外部出身者というのが投資銀行部です。
したがって野村特有の根性論などとは距離があります。
ただし、投資銀行には投資銀行の生存競争がありますので、安穏とすることはできませんので安心は禁物です。
リーマンブラザーズの買収は成功だったのか?
2008年9月、証券業界に激震が走りました。
野村證券が米名門投資銀行のリーマンブラザーズを買収したという報道が世界中を駆け巡ったためです。
買収から早8年が経過し、リーマン買収は成功だったのでしょうか?
2016年3月期決算にて、海外部門が6期連続で赤字になることが決定しました。
この結果をみるだけだととても成功には見えませんが、復活への道のりは遠く険しいというのが市場関係者の見方です。
リーマン・ブラザーズ買収はなぜ失敗したのか、下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ
野村證券の投資銀行部門についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?
一般的な野村證券のイメージ(いわゆる営業マン)とはかなり異なる投資銀行なので、最初は戸惑うことかと思います。
しかし、日系証券としては断トツの存在感を持っていて、今後も当分シェアの転覆は困難だと思いますので、転職(就職)するには良い選択肢かと思いますよ!
★外資系投資銀行に転職する方法を外資系バンカーが徹底解説!
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★転職前に知っておきたい外資系投資銀行のあるある13選
【再掲】その他の投資銀行について興味のある方はこちらの記事もどうぞ。
★ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、メリルリンチ、JPモルガン
【番外】転職サイトはどこを選ぶべきか
では実際に野村のIBに転職しようと思ったらどう動けばよいのか。
まずは転職サイトに登録することが第一です。
登録して求人を探しましょう。
あるいは転職エージェントを探して相談することから始めましょう。
転職サイトにもシチュエーションによって向き不向き、強み弱みがありますので、いくつか複数登録することがコツです。
転職に失敗したくないなら必ず複数に登録するようにしましょう。(無料なので登録してもメリットしかありません)
ビズリーチ【★★★★★】
ハイクラス転職といえばビズリーチです。
外資系投資銀行御用達のハイクラス向け転職サイトです。
私も投資銀行から転職する際はこちらを利用し、満足度が高かったです。
無料会員でも十分使えますので特に転職活動に支障はないのですが、有料会員になればスカウトメールをより多く受け取ることができますので転職の選択肢が広がります。
雑魚な求人はありません。
このように、特別な事情がなければビズリーチを避ける理由はないでしょう。
ひとつ目の登録サイトとして外せません。
ビズリーチの詳細はこちら
なお、ビズリーチについては下記の記事が詳しいです。
■ビズリーチの評判|ハイクラス転職者から高い評価を受ける理由
JACリクルートメント【★★★★☆】
JACリクルートメントは転職マッチング市場で最近急激に評判を高めている企業です。
現在はリクルートエージェント、DODAに次いで業界3位になります。
手堅い大手からベンチャーまできっちりカバーしており、特に個人的には高報酬案件に強い印象を持っています。
こちらも、登録サイトの第一候補として外せません。
また外資系への転職支援を強化している点も特徴です。
具体的に説明すると、JAC Recruitmentは世界8カ国(イギリス・シンガポール・中国・タイ・マレーシア・インドネシア・香港・韓国)に拠点があり、グローバルな転職サポートを行っています。英文レジュメの無料添削や英語面接対策、中国語話力のレベルチェックなど、様々なサポートがあるので心強い存在になることは間違いありません。
JACリクルートメントの詳細・登録はこちら
クライス&カンパニー【★★★★☆】
クライス&カンパニーは30代マネージャークラスへの転職に強みがあります。
ビズリーチと同様、高年収案件がウリです。
私は使っていませんでしたが、外資系投資銀行の同僚で利用しているバンカーは割と多かったです。
求人としてはPEファンドや外資系コンサル、総合商社、勢いに乗るスタートアップなどがあり、ハイクラス求人としてはまったく遜色ありません。
もちろんクライス&カンパニーは完全無料で利用できます。
年収800万円以上の転職ならクライス!
リクルートエージェント【★★★☆☆】
ご存知の通り、リクルートが提供する転職サイトがリクルートエージェントです。
業界最大手だからこそ獲得できる大手求人や非公開求人が強みです。
非公開求人は業界最多の9万件以上です。
一方で、全方位の転職希望者へ向けたサイトですので弱点もあります。
それは、「投資銀行を目指す」といったような特定のユーザー層が求人を探す場合に最適化されていません。
つまり案件が多過ぎるため、検索で引っかかるのは関連性の低い求人が多くなってしまいます。
とはいえ、どこにもない求人があるというのは弱点を補って余りあるメリットです。
複数サイトに登録するのが一般的だと申し上げましたが、ビズリーチやJACなどをメインとしつつ、リクルートエージェントで漏れなく探すというスタンスが良いかと思います。
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