外資系投資銀行への道標

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エリートが実践する人材価値の高め方!今こそはじめる株式投資のすゝめ

この記事は2017年5月1日に公開され、2017年5月17日に内容が更新されました。

あなたは株式投資をやったことがありますか?

これは持論ですが、株式投資は就職・転職のみならず、ビジネスマンとしての人材価値を高めるのに非常に有用な経験です。

ですが、一般的に株式投資の経験者は少なく、その価値はまだまだ見出されずにいるのが現状です。

また、経験者であっても投資を「投機」、つまりギャンブルと同義と捉えている層も一定数いて、同じくせっかくの投資経験を活かせていないように見受けられます。

そこで、この記事では人材価値を高めるために株式投資をしよう、という趣旨のことをまとめました。

なぜ今すぐ株式投資を始める必要があるのか?

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「株式投資をすることで市場価値が高まるということはなんとなくわかった。では、なぜそれを今すぐに始めなくてはならないのか?」

当然、そうした疑問が出てくることでしょう。理由は大きく3つです。

①企業価値を理解している人間しか生き残れない

海外のMBA保有者が重宝されるようになるにつれ、日本にも欧米型の経営手法が急激に輸入されてきました。

例えば企業価値経営であったり、ROEなどの経営指標を重視するスタイルであったり。いずれにしても資産や株主資本の効率的利用を強く要請するものです。

そうした中では機能や資産、労働者さえも、なるべくオフバランス化していこうという流れになっています。とくに労働者に関しては重要ではない、替えがきくような業務をどんどん非正規社員で賄っていくのが主流となっています。

要するに、誰にでも出来ること・付加価値の低いことは社外でやって、付加価値の低い仕事についてはどんどん社内から席が無くなっていくということです。このことはクラウドソーシングの出現やAI化によって、今まさに急激に進んでいることです。

生き残るためには人材の付加価値を高めなくてはなりません。では、自分に付加価値があるかどうか、どうすればわかるのでしょう?

そのひとつが、「企業価値を理解していて、その最大化のために自分がなすべきことを能動的に考えられる人材かどうか」です。

どういうことか?

例えば、いつまでも「同期よりも自社製品を売るんだ」ということだけしか考えていない営業マンは、早晩デスクを失うことになるでしょう。企業価値を考えたら「一番売っている俺の販売手法を、再現性が高くなるよう分析し、パッケージにして部全体に共有すべき」という判断を下すべきです。そして、それができる人が部の実績を上げて部長に抜擢されていくのです。

あるいは、単に売上を上げることしか考えていなければ、いずれ商品やサービスのライフサイクルが終焉したら企業価値も失われます。その前に「キャッシュフローが潤沢な今だからこそ、M&Aに投資を振り向けていくべきです!」と提言できる人が生き残れるのです。

なお、企業価値の詳しい説明はここでは避けますが、要するに、仮に会社を丸ごと売ろうと考えたらいくらの値がつくか、ということです。定性的なものではなく、定量的なものです。

その企業価値の算出自体は経済学の本や株の本でも読めばすぐわかるのですが、真に理解するためには会社の所有者たる株主の立場にならないと腑に落ちないものなのです。例えば、貧しい人にお金持ちの考えが理解できないように。

長くなりましたが要するに、これからのビジネスマンが生き残るためには、株主となって自分事として企業価値を意識した仕事をしないといけないよね、ということです。

②仕事のクオリティが上がる

投資をして学んだマインド(=本物)と教科書で学んだマインド(=メッキ)とで市況を読む力が大きく変わってきます。それがひいては、ビジネスマンとしてのアウトプットにも現れてきます。

例えば投資銀行であれば、提案資料に高確率で挿入される株式市場のまとめや業界環境のまとめが、より的確かつ迅速に作れるようになります。

③資産運用を始めるには、若ければ若い方が良い

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経済における人類の最大の発明とは何かご存知でしょうか?

銀行の信用創造?あるいは株式会社制度?はたまたブラック・ショールズモデル?

いずれも大発明であることに間違いはありませんが、違います。答えは「複利」です。

「そんなこと??」と思われた方も少なくないかもしれませんね。複利の効果を実感するには実例をあげる方が早いです。

例えば手元に1万円あったとして、それを運用して毎日1%の利益を上げたとしましょう。利益は再投資に回します。

つまり、初日の利益は100円。2日目は10,100円を運用して利益は101円、3日目は…という具合です。では、1年後に手持ち資金はいくらになっていると思いますか?繰り返しますが、1日の利益はたったの1%です。

答えはなんと、約37万8,000円です。当初の1万円が、実に37.8倍になるのです!これが指数関数的に資産が増える複利の効果です。1%とあなどるなかれ、非常に強力です。

このように複利の効果は強大なのですが、その複利の効果を最大限に享受するためにはできるだけ早く投資を始めるのが良いということになります。

投資期間が1年でも長ければ、それだけ複利の効果を得られる期間が増えるからです。

投資はギャンブルではない

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株式投資をすすめるにあたって、何より一番声を大きくして申し上げたいことは、投資はギャンブルではない!ということです。

投資資金は賭け金ではありませんし、投資による利益はあぶく銭でもありません。

そもそもギャンブルとは、プレイヤーから賭け金を集め、親元がそのうち場代として20%〜50%を差し引き、残りをプレイヤー同士で獲り合うゲームです。ゆえにゼロサムゲームどころではなくマイナスサムゲームであり、理論上、儲かり続けるということはありえません。いっときの享楽を得るためならまだしも、資産形成とは真逆の性格のものです。

一方株式投資は、将来にわたって素晴らしい業績を上げ続ける有望な企業に「出資」という形で経営に参加し、持分に応じて毎年利益の分け前を得るという商行為です。

素晴らしい企業であれば毎年安定的に利益を上げ続けるので、投資家は株式を持ち続ける限りずっと分け前を得続けられます

つまり、株式投資は誰かが儲かった分誰かが損をするようなものではなく、全員が利益を手にできるプラスサムゲームということです。

一旦整理しましょう。

  • 全員で限られたパイを奪い合うのがギャンブル、全員で利益を分け合うのが株式投資
  • 全員の利益を足しても賭ける前より減っているのがギャンブル、株式を持っている限り永久的に分け前を享受できるのが株式投資
  • 運否天賦なのがギャンブル、合理的判断に基づく行為なのが株式投資

残念ながら、多くの方が投資はギャンブルか何かだと勘違いしてしまっています。

もしあなたがそうだったとしても、まだ遅くはありません。今からでも株式投資を始めて、実学で習得していけば良いだけなのです。

※注:投資の世界でもいわゆる『投機』はギャンブルと同義です。投機は、企業の将来価値などどうでも良く、1秒後株価が上がるのか下がるのかに金銭を張る行為で、ゼロサムゲーム(厳密には取引手数料が取られるのでマイナスサム)です。

まずは口座を開設すること、話はそれからだ

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「じゃぁ重い腰を上げて、株式投資を始めようかな」

ここまで読まれてそう思われた方の慧眼に脱帽です。その行動力・フットワークの軽さは万金です。

まずはお勉強から入ってしまうクセを忘れよう

しかし、ここでよくやってしまう過ちがあります。それは、「じゃぁまずは株式投資の勉強から始めよう!」となってしまうことです。

律儀さゆえ、まずはきっちりと学を修めてからでないと進んではならないという思いが強く出てしまっているのですね。

例えば、英語面接に迫られて文法の本を買い直した、そんな経験はおありじゃありませんか?

しかし、自転車に乗る練習をするのにまず本を買う人がいないのと同様に、必要なのはまず外国人に向かって英語を話してみることのはずです。

したがって、株式投資に当てはめて考えると、まずは口座を開設することが先決です。

銀行口座の開設と同じで、開設すること自体にお金はかかりませんし、維持費などもありません。だからあえて後回しにする理由はどこにもないのです。

また、事務手続きの話をすると、口座開設は申請してから開設完了まで最短1週間〜最長1ヶ月くらいかかってしまいます(証券会社によります)。先にまず申請を済ませておいて、その後に株式投資について学んでいれば、ちょうど良いタイミングで口座開設が完了するというわけです。

お金がないとか、時間がないとか、そんなことは問題じゃない

中には「投資にあてるお金がない」とか「株式投資について勉強する時間がない」とか、それらしい理由を並べて結局始めない人、いますよね。ですが私はその方々に問いたい。

時間やお金が今あればすぐに株式投資を始めますか?

答えはNOでしょう。そう言っちゃう方は、いつまで経っても絶対に始めません。新しいことを始めようとすると、無意識的な不安が脳内で不快感を生み出し、現状を変えない方向に誘導しようとしているのです。

しかし、投資は数万円から始められる銘柄もたくさんあります。金額は問題にはなりません。

また、株式投資は買ってほっとくくらいがちょうど良いので、時間もさして重要な要素ではありません。(投資スタイルについては後述します)

内なる弱気な声に打ち勝ち、今こそ株式投資を始める時間ですよ。

じゃぁ口座はどこを開けば良いのよ

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じゃぁ早速口座を開こう!と思われた方々の出鼻をくじくのがいつもここ。

たくさん証券会社があって、どれが自分に合っているのかわからない!ということ。

ネット証券と店舗型ってなにが違うの?NISAってなに?外国株って必要?特定口座?開設までのかかる時間も違う?もうわけわかんねぇ!

そんな余計なストレスやハードルは、株式投資において本質ではないにも関わらず、いつも初学者を苦しめます。ですがぶっちゃけ、最初に開設する方が気にすべきポイントはたった3つだけなのです。

  • 手数料が安いこと
  • 開設までにかかる時間と手間が少ないこと
  • 使いやすいサイトであること

これを満たすオススメの口座を5つも6つも並べたところで、微妙な違いに対して無駄に悩ませてしまうだけです。

ですので、ここでは勝手ながら私の方でベストな選択肢を1つに絞りました。

オススメはGMOクリック証券

▼手数料が低いこと → 業界最安値水準の取引コスト

GMOといえば、なんといっても業界最安値水準の取引コストが特徴です。ネット証券はそもそも手数料が安いのですが、GMOはさらに格安です。

また、口座への入出金手数料が無料なのも嬉しい。

なお、現物取引手数料無料キャンペーンを実施中です。今登録するとさらにお得というわけです。

▼手続きが簡単なこと → 最短3分で申し込みが可能

洗練された申し込み画面なので、迷わずスイスイ申し込みができます。最短3分で申し込みが完了しますので、もう申し込み画面で悩むことはないでしょう。

▼使いやすいこと → 初心者でも安心な機能的でシンプルな画面

高機能で使いやすい取引ツールが無料で利用可能です。株式分析に必要なツールは一通り揃っており、これで足りないということはまずありません。

証券会社のサイトはわかりにくいデザインであるということが普通なのですが、GMOは直感的に使えるように配慮があり、高評価です。

■GMOクリック証券の口座開設ページはこちら

バフェットから学ぶ株式投資の王道

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口座を開設したらようやく株式投資について学ぶフェーズです。

株式投資の入口で、最初に何を学ぶかが非常に重要になってきます。

というのも、株式投資と一言で言っても、バリュー投資、逆張り投資、システムトレード、スイングトレード、デイトレード、チャート分析投資など、たくさんの手法があります。その中であなたが何を選ぶかによって、あなたの投資に対する考え方が固定化されてしまいます。

大事なことなのでもう一度言います。

最初に何を手本とするかが、あなたの今後の投資スタイルを決定づけます。

例えば、初心者が瞬間的なトレードを繰り返して利ざやを稼ぐスイングトレードに手を出すと、次第に手法は投機的に傾いていき、やがてはギャンブル的な思考に凝り固まってしまいます。一度そうなると、長期的にじっくり資産を築くバリュー投資のような考え方はとてもまどろっこしくて刺激が少なく、関心が持てなくなってしまいます。

わたしは初心者こそ株式投資本来の姿、すなわち、企業の将来性を見極めて優良な企業に投資をし、長期間に渡ってその利益の分配を享受するという「王道」を学ぶべきだと考えています。企業価値を学ぶのであればなおのこと、この王道一択です。

そのために、私はバフェットから投資を学ぶことを強く勧めています。

バフェットって誰だって?ただの投資の神様だよ

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いきなり出てきたバフェットって一体何者!?

そう思われた方も少なくないでしょう。説明します。

バフェットことウォーレン・バフェットは、小学生の時から株式投資を始め、みるみるうちに株式投資で一財を成したアメリカの大富豪のことです。ここしばらくビルゲイツに次ぐ世界第2位の大富豪として、世界中で知られています。

こう書くとさぞ特殊な投資手法を使ったり、こっそり仕入れた機密情報を利用して大儲けしているような、いけ好かない資産家という印象を持たれてしまうかもしれません。

しかし、おおよそそのイメージとは真逆のキャラクターです。

世界第2位の富豪にも関わらず、アメリカの田舎町でこじんまりとした住宅に住み、愛車は長年使い続ける年代物。誰でも手に入れられる公開情報で投資判断を下し、趣味はアニュアルレポートを一日中読みふけること。

そこはかとない知性を感じさせながらも、ユーモアとジョークが好きなお茶目なアメリカ人。大富豪と聞かなければどこにでもいそうな柔和な風貌の86歳、それがバフェットなのです。

バフェットの投資法

ではそのバフェットはどのような投資スタイルなのでしょうか?

一言で言うと、「超優良な企業にだけ投資をして、長期間もしくは生涯その株式を保有する」というものです。つまり超集中投資で超長期投資、というわけです。めちゃくちゃシンプルです。

では、「超優良な企業」をどうやって見つけるのか?

詳細な手法についてはバフェットに関する数ある名著に譲りますが、いくつか具体的に挙げます。

  • ユニークで競争力を持っている企業か
  • あなたが理解できる事業を行なっているか
  • 20年後も陳腐化しない商品・サービスを提供しているか
  • 素晴らしい手腕を持つ経営者が経営しているか
  • EPSが長期間(最低10年間)に渡って安定成長しているか
  • ROEが12%(米国企業平均)以上か
  • 自社株買いに積極的な会社か

このようにバフェットの投資スタイルは株式投資の教科書ともいうべき王道で、しかもこれ以上ない実績をなんと50年以上にも渡って出し続けているのです。

つまり、株式投資の正しい心構えを習得するにはバフェットから入るのがもっとも健全だということです。

最後に

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ここまで読んでくださった方は、もう投資を始める準備が出来すぎるくらいに出来ています。

これであなたも立派な投資家のタマゴです。労働者という一面のみの視野狭窄に陥らず、多面的に企業を捉えられるビジネスマンを目指し、さらに賢く資産形成までしてしまいましょう!

最後に本稿のまとめを。

まとめ

市場価値を高めたいビジネスマン、そして就職活動中の学生にとって、株式投資の経験は百利あって一害なし

口座開設は無料ですし、投資自体は小資本から始められます。同世代が関心を持っていない今だからこそ、株式投資を始めるだけで群衆から1歩も2歩も抜きん出られるのです。

ただし、そこで気をつけなければならないことは、「正しい株式投資を学ぶ」ということ。投機に走らず、安易な金儲けや短絡的・非論理的な投資法に飛びつかず、王道を学ぶのです。

その手法は世界第2位の大富豪・バフェットに学べば良いのです。なにも、自ら進んで資産を手放すことをする必要はありません。

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