外資系投資銀行への道標

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社会人なら転職サイトに登録すべき3つの理由

2018年2月14日更新 2017年1月3日公開

人生において、転職サイトに登録するということは相当な決意が必要なのが一般的です。

中には一生縁がない人もたくさんいることでしょう。

しかし、これからの新世界で攻めと守りの両面からキャリアを考えたとき、転職サイトに登録するということが常識になってきます。

 

実際、外資系の投資銀行やコンサルなどでは新入社員になったと同時に転職サイトに登録し、良いエージェントを探すというのが当たり前に行われています。

・転職サイトに登録するという一歩がなかなか踏み出せない

・転職ってなんとなく不安を感じている

そう感じている方に、実際はエージェントに助けてもらいながらきちんと転職活動をすればリスクなんて大したことないよ、ということを伝えられたらと嬉しいです。

 

外資系への転職にまつわることは下記でもまとめていますので、よろしければどうぞ。

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「転職」は突然やってくる

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もはや年功序列・終身雇用が終わったと言われて久しい昨今ですが、そんなよく聞くつまらない話はさておき、20代〜30代前半の若手にとって次のキャリアをどうするかということがよく語られるようになりました。

 

少し話は逸れますが、「転がる石には苔が生えぬ」という故事が、従来は「仕事を転々としている人は成功せず、お金も貯まらないことのたとえ」という消極的な意味合いで用いられていました。

しかし現在では「(苔が生えて能力を錆びつかせているのではなく)生き生きと活躍していることのたとえ」として用いられるようになったことからも、このことが読み取れます。

閑話休題。

 

有能な人ほど多方面から「ビジネスを手伝ってくれないか」という誘いがあるもので、新卒の時には全くその気がなかったのに、気づいたら新しい世界に飛び込んでいたということは全く珍しくありません。

つまり転職は突然やってくるということです。

突然の話にパニックになってしまわないように、常日頃から転職に備えていなくてはなりません。

社会人なら転職サイトに登録すべき3つの理由

ではその突然やってくる転職にどう備えておけば良いのでしょうか?

一番簡単でてっとり早いことのひとつは、転職サイトに登録しておくことです。

その理由についてお話しします。

その1.  「必要になったら」では遅すぎる

転職活動を始めてから転職先が見つかるまでおよそ2ヶ月はかかります。

長ければ半年ということもあるでしょう。

このように転職活動は長期戦です。

日頃から準備していないとさらに長期化する傾向にあります。

そして、長引けば長引くほどしわ寄せは仕事や家庭などに向かいます。

それはつまり、必要になってから準備していたのでは遅すぎるということです。

 

転職までのプロセスとしては、エージェント探し → 企業探し → 履歴書作成・提出 → 書類審査 → 1次面接 → 2次面接 → … → 内定 → 辞表提出 → 書類準備や引っ越し等 → 入社。

ざっくりと書いてこれだけのプロセスがあります。

なかでも時間がかかるのはエージェント探し企業探し面接です。

特にエージェント探しと企業探しは、間に合わないからといって調査が浅かったり妥協してしまうと、せっかく転職できても小さなほころびが気になって結局後悔することになってしまいます。

普段から準備しておくことが肝要

転職で大切なのはタイミングと運です。

上述の通り、転職したくなってから準備していてはこの波に乗り遅れてしまいます。

日頃から準備をしていた場合、エージェント探し→企業探し→履歴書作成までは前もって用意しておくことができます。

転職するしないに関わらず、定期的にエージェントとコンタクトをとって、情報を収集することが肝要です。

 

定期的にという点がポイントで、3ヶ月に一度のペースで良いのでエージェントとコミュニケーションとるようにしたいところです。

マーケットが冷え込むときだけヘッドハンターにコンタクトをとるようでは良い案件は回してもらえません。

ベアマーケットでは他の転職希望者もエージェントに殺到するからです。

ブルマーケット(好景気)含めて、日ごろから優秀なエージェントと人間関係を構築しておけば、いざという時に良い案件を優先的に回してもらえる可能性が高くなります。

その2. 良い案件はエージェントに教えてもらう

良い案件は、自分で探すだけではなくエージェントに教えてもらうことも多いです。

独力ではどうしても自分の知っている範囲内に凝り固まってしまいがちですし、無意識に避けてしまっている企業というものもあります。

他人からインスピレーションを得ることで選択肢が広がるのは間違いありません。

エージェントはこれまで多数の案件を取り扱ってきた知識と、現在の求人事情をどこよりも詳しく知っています。

多様なソースから確かなファクトを積み上げて情報戦を制することが、転職に成功する最短距離に繋がります。

 

また、「転職はタイミングと運」と前述しましたが、そのタイミングを教えてくれるのはエージェントということも往々にしてあります。

運良くぴったりな案件を回してくれるということもあります。

「たまたま教えてもらった案件が良かったから転職することに決めた」というケースですね。

その3. 普段から市場価値を意識するため

そして最後の3つ目は、普段から自分の市場価値を意識するためです。

気づかないうちに、その会社でしか使えない人材になってしまってはいないでしょうか?

会社名、役職名は市場価値においてなんら関係ありません。

その会社でしか通用しないスキルばかり習得しても市場価値には繋がらないのです。

 

エージェントから提示される求人を定期的に把握することで、自分の市場価値が掴めてきます。

・順調に市場価値を高めているだろうか

・自分は受け取っている給料に見合う市場価値があるのだろうか

・パフォーマンスに対して年収が低いんじゃないか

ということを意識する習慣がつきます。

 

また、適正な相場観があれば、年に一度の人事考査で年収アップをアピールすることも可能です。

もし結果がダメだったとしても、まずはアピールすることが大切です。

今後評価を上げるための具体的なアドバイスがあるかもしれませんし、どこかでそのチャンスを与えてくれる可能性も出てきます。

会社内での相対評価しか持たない場合よりも、会社の外の市場価値を把握している方がアピールしやすいです。

 

最後に

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以上、社会人になったら転職サイトに登録すべき3つの理由でした。

是非これを機に転職サイトに登録して、自分の市場価値をチェックしてみてください。

エージェントから定期的に情報を仕入れることで相場観が次第に身についてきます。

これからの時代、自分をマネジメントするのは会社ではなくあなた自身です。

セルフマネジメントはもはや常識となりました。

転職する気があるないに関わらず、順調なキャリアステップのためにもエージェントを上手く使い倒してみてはいかがでしょうか。