外資系投資銀行への道標

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外資系投資銀行への転職・就職に関する記事を書いています。

外資系投資銀行の転職面接を突破する具体的な方法【2.面接準備編】

この記事は2017年6月18日に公開され、2017年6月25日に内容が変更されました。

外資系投資銀行の転職面接を突破する具体的な方法についてのエントリー、第2弾は面接準備編です。

面接は準備段階で8割成否が決まっていると言っても過言ではありません。

では、その面接に向けて具体的にどのような準備をして本番に臨めば良いのか、その辺りを解説したいと思います。

転職エージェントから情報収集

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「数ある業界の中で、どうして投資銀行を希望するのか?」

「その中でも投資銀行部門を希望するのはなぜか?」

「どうしてゴールドマン・サックスでなくてはならないのか?」

という質問は必ずされますが、例えばゴールドマン・サックスを受けるのであれば、業界におけるゴールドマン・サックスのポジショニングや強み、そして採用状況をしっかりと把握しておく必要があります。 業務内容の理解やプレーヤーの違いなどは活字(書籍やネット記事)だけだとなかなか腹落ちしないものです。

そのために是非、投資銀行業界において転職支援の経験豊富なヘッドハンター(転職エージェント)をうまく活用したいものです。情報収集に加えて、履歴書の添削や模擬面接などもウェルカムなので、たくさん質問してたくさん吸収しましょう。

なお、優秀なエージェントは必要になってから探してすぐ見つかるものではありません。転職をまだ考えていない段階からアプローチを始めて、自分に合うエージェントを探すのが社会人としてのスタンダードになっています。実際、外資系投資銀行では新卒で入社したらまずハイクラス向けの転職サイトに登録するというのは当たり前でした。

外資系御用達のビズリーチについてはこちら

これは、いざという時のために良いエージェントを確保しておくという理由以外にも、良い案件があったらすぐに教えてもらうため、自分の市場価値を定期的に把握するため、という理由もあります。

エージェントの使い方、優秀なエージェントの見つけ方についてはこちらにまとめていますのでご参照ください。

www.highclass-jobchange.com

有能なエージェントを探すなら、ハイクラスなビジネスマンしか登録ができないビズリーチで探すがオススメです。月額課金制ですが、その分優秀なエージェントが加入しています。私も転職の時にお世話になりました。

外資系御用達のビズリーチについてはこちら

タフさとフィットさのアピールが大事

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投資銀行では一人前になるまで、新人一人当たり実に年間数千万円以上の教育コストをかけています。高給ではあるものの未経験だと身につけるスキルが多いため、数年間は会社も辛抱強く教育してくれます。面接官はその多額の投資をするのに見合う人材かを見極めなくてはならず、リスクを負っているのです。

ところが投資銀行はご存知の通り、ブラック企業もケツをまくって逃げるレベルに激務です。ゆえに入社後に「スピード感についていけない」、「嫌気がさしてしまった」、「体調を壊した」、「社風がイメージと違っていた」となってはとても困るのです。

そうしたミスマッチを避けるため、新卒採用も中途採用も、かなり厳しい選考になっています。私が新卒で就職活動をしているときは30分の面接が22回(面接官は毎回違う)、合計11時間分の面接をしました。中途採用では回数はそこまでではありませんが、それでも3〜5回ほどは行います。

なお、中途採用の面接回数が少ないのは、

  1. 転職エージェントが微妙な応募者には応募させなかったり、別の企業を勧めるため
  2. 入社後にセクターを選択する新卒と違って中途採用ではセクター(=担当業界)ごとに募集することから、面接官がセクターバンカーに限られるため

という事情があります。

そうした背景を考えると、自ずと採用プロセスを通して何をアピールすれば良いか見えてきます。

何はともあれ、まずはタフさと業界・企業とのフィット感です!

地頭の良さとか経験などはアピールすべきポイントですが、そのあとです。

面接だけではなく、履歴書においてもここを十分意識して記述しましょう。これまで困難な状況や絶望的な状況でも奮起した経験などがあればどんどんアピールすべきです。

もう一度言いますが、彼らが欲しい人材は、例え理不尽な状況でも根を上げずに笑顔で「Yes, Sir!」と言えるような人、そして最後までしっかり目的を完遂できる人なのです。困難な状況を「シビれる」と思える人材かどうかです。

なお、どれだけ激務かについてはこちらの記事でイメージを固めてください。

www.highclass-jobchange.com

志望動機を整理する

巷ではたくさんの就職・転職向け書籍が出ていますが、志望動機を整理する上で大切な点を抽出すると下記になります。

  1. 将来成し遂げたいことはなにか
  2. それはなぜか(もしくはそのきっかけは何か)
  3. なぜ投資銀行でなくてはならないのか
  4. なぜゴールドマン・サックス(仮)でなくてはならないのか
  5. 入社したら1に向けて何をしていきたいか

志望理由において、地に足のついていないことや小難しい理屈を話すと必ず突っ込まれて、多くの場合そこで撃沈します。タフさとフィットさが最重要なのですから、面接官にとってはこの志望理由が最も大切な判断理由になります。たかだか300文字程度の文章とは考えずに、エージェントにも見てもらいつつ時間をかけて強固なものを作り上げるようにしましょう。

面接で聞かれる質問例

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ここからは実際に面接で聞かれる質問を挙げていきます。基本的に投資銀行ではオーソドックスな質問ばかりです。万が一、オーソドックスではない質問があったとしたら、それはもう交通事故にでも遭ったと諦めて、精一杯アドリブで対処しましょう。

  • なぜ金融業界を希望するのか
  • なぜ弊社を希望するのか
  • 大学では何を勉強してきたのか
  • 前職での仕事内容は何か
  • これまでリーダーシップを発揮した経験は
  • 今までに何か成し遂げた経験はあるか
  • 自分の長所と短所は何か
  • これまでで最も困難だった出来事は何か。また、どうやって乗り越えたか
  • 入社後のキャリアプランについて
  • 最近気になったディールは何か

これらの質問に対して、ロジカルに答えられるようにしておきましょう。間違っても地に足のついていない説明や、矛盾が指摘されるような説明をしてはいけません。

エージェントと模擬面接を何度もやって、スラスラと説明できるように準備しましょう。指の先まで神経を尖らせ、例え緊張していても、仕草や表情をコントロールできるくらいまでの余裕を持てるようになっていれば合格です。

小まとめ

外資系投資銀行の転職面接を突破する具体的な方法の第2弾、面接準備編でしたが、いかがだったでしょうか。

「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」

しっかり分析をして本番に臨むようにしましょう。

次が最後、編になります。

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