外資系投資銀行への道標

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サラリーマンが株式投資で40代にして資産1億円を築く方法

2018年2月14日更新 2017年5月17日公開

世の高給なハイクラス職に就くエリートたちは、大きなフィールドで仕事をしたいという欲求がある一方で、めちゃくちゃ大金持ちになって早くリタイアしたい、という願望も持っています。

そういう人たちは長くキャリアを積んでいきたいというよりも、若いうちに猛烈に働いて大金を得る仕事を選びます。

例えば外資系投資銀行のような。

 

めざすは40代で資産1億円!

「いやいや、普通のサラリーマンにそれは無理でしょ笑」そう思われた方も多いでしょう。

確かにサラリーマンの生涯年収は約3億円と言われており、生活費などを除けば資産はせいぜい数千万円といったところです。

40代で1億円は、普通では実現できません。

 

しかし、なにもあくせく働くだけが資産家への道ではありません。

資産家になる王道、そして大原則は「お金に働いてもらう」です。

本稿では、本業で得た報酬の一部を出来るだけ投資に回して資産を築いていくこと、というテーマで話をしたいと思います。

 

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複利の威力

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本題に入る前に、「お金に働いてもらう」とはどういうことかを説明します。

つまりは株式投資をしましょうということなのですが、その真意は複利で資産を築くということです。

 

例えばアメリカの株式市場の25年間の年間平均投資リターンは約10%です。

どの25年間を選ぶかで当然リターンは前後するのですが、最もリターンの悪い25年間を選んだとしても7%を超えることが知られています。

ということで、仮にアメリカのインデックスを100万円分購入して放ったらかしたとしたら、25年後にはいくらになっていると思いますか?

 

年間10%だったとしたらなんと、1,083万円です!

 

年間7%だったとしても、542万円になります。

 

大切なことは、この間にあなたはあくせく働く必要はありませんし、家計を切り詰めて爪に火をともすような暮らしをする必要もないということです。

ただ、株式を購入して放っておいただけ。

これが複利の威力、株式投資の醍醐味なのです。

1億円貯めるための具体的な方法

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複利の効果と株式投資の意義をご理解いただけたところで、具体的に資産1億円を築くためのプランを書いていきます。

先ほどは25年間でのシミュレーションでしたが、40歳で1億円を目指すのが本稿の目的なので、新卒3年目の25歳時点で投資を開始して、15年後に1億円に持って行くシミュレーションを考えていきます。

シミュレーションの前提

まず初年度(25歳)ですが、入社してからの3年間でどうにか200万円を貯めましょう。

それを初期投資とします。

そして、次の年からは毎年100万円を追加で差し入れます。

「100万円も!?」と思われるかもしれませんが、1億円を貯めるにはどうしてもこの規模が必要です。

100万円といっても、投資せずにタンス預金のままなら20年貯めても2,000万円にしかなりません。

1億円までは遠いです。

毎月8万円を給料から捻出しましょう。

そして最後、年平均投資リターンは12%を目指します。

日本あるいはアメリカの市場リターンの平均より高いのですが、銘柄選定を間違えずに割安な企業を選べば難しくはありません。

まとめましょう。

  • 初年度(25歳)の投資額:200万円
  • 26歳以降の毎年の追加投資額:100万円
  • 年平均リターン:12%

その結果をグラフにすると下図になります。

資産はこう伸びる

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縦軸が資産(百万円)で、横軸が年齢(歳)です。

投資額は毎年100万円追加投資するのでグラフ上は微増(青色)です。

しかし目を見張るのはオレンジと赤を足した投資リターンの部分が指数関数的に増えていることです。

これが本稿冒頭の複利の威力になってきます。

このシミュレーションですと資産は、

  • 5年後(30歳):1,106万円(投資額累計700万円)
  • 10年後(35歳):2,661万円(投資額累計1,200万円)
  • 15年後(40歳):5,401万円(投資額累計1,700万円)

そして1億円を超えるのは45歳で、資産額は1億231万円(投資額累計2,200万円)となります。

年間の利回り12%というと100万円投資しても最初のリターンは12万円に過ぎないちっぽけなものなのですが、15年20年と経つと、複利の効果によってその100万円がぐんぐん成長していくのです。

資産家になるには2種類しかない

世の富裕層は2種類しかいません。

  1. 代々多額の株式や不動産の資産を保有しており、働かざるとも資産が増える人
  2. 事業に成功し、一代で資産を築いた人

前者は優良な他者(や物)に投資した結果で、後者は自身に投資した結果と言えます。

誰にも何も投資をしないサラリーマンは富裕層になれることはありえません。

富めるものはますます富める

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資産家はその資産を利用してさらに資産を増やします。

資産が多いほどリターンも増えていくのですが、ある一定の資産を築くと、支出より収入の方が上回り、放っておくだけでどんどん資産が増えていくことになります。

仮に1億円の金融資産があって年率10%で運用している人なら、株式収入だけで毎年1,000万円が入ってくるのです。

使い切れなかった分は再投資されるので、さらに資産は増えますよね。

最後に

サラリーマンが株式投資で40代にして資産1億円を築く方法をお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか?

資産を築くにも最初が最も大変ですが、日を追うにつれて雪だるま式に資産が増えていきます。

走り出しは微々たるものに見えても複利の効果でぐんぐん資産が成長し、株式収入が本業の収入を超えたあたりから一気にキャズムを超え、資産家と呼ばれ出します。

あなたも資産家に向けて投資を検討してはいかがでしょうか?