外資系投資銀行への道標

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外資系投資銀行への転職・就職に関する記事を書いています。

転職エージェント選びに失敗しない方法!地雷エージェントの見極め方を解説

良い転職エージェントを確保することが転職において肝要だと考えています。

転職エージェントに会わずに判断することは難しいものですが、明らかな地雷エージェントだとスカウトメールからその爆薬の香りがプンプンしているものです。

この記事ではメールの見極め方をご紹介し、地雷エージェントを回避するための処世術を解説したいと思います。

ハイクラス転職サイトに潜む地雷エージェント

転職活動に割ける時間は有限です、1秒でも時間を無駄にしたくありません。業務後にエージェントに1人に会うとそれだけでその日が終わってしまいます。

転職に成功した人は平均で5名のエージェントと会っているという転職サイト調べの情報もあり、つまり5人くらいには会っておきたいわけです。だからこそ、地雷エージェントに割いている時間はないのです。

会わずに地雷を回避する

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では具体的に地雷エージェントを回避する方法、見極め方を解説したいと思います。とはいえ、何も難しいことを説明するわけではありません。

片っ端から会っていると時間がもったいないので、メールの文面で優秀なエージェントか地雷エージェントかを判断しましょう。

主なチェックポイントは下記3点です。

  1. メールの文章はエスタブリッシュ感が出ているか?
  2. あなたのレジュメをきちんと読んでいるか?
  3. 会うことであなたへ提供されるメリットが記載されているか?

エスタブリッシュ感はあるか

まずは文章のエスタブリッシュ感、これは非常に大切です。ハイクラス転職をする上では、エージェントは転職希望者以上にマチュアな人物でなければ安心して任せられません。例えば言葉遣いは洗練されていますか?「なんでも紹介できます!」といった威勢だけの文章ではありませんか?自分の実績を声高にアピールしていませんか?謙虚でいながら、あなたに最適な求人を紹介できるという矜持は見えますか?要チェックです。

あなたに魅かれたエージェントか

人物が推し量れたところで、次にあなたのレジュメをしっかり読み込んだエージェントかどうかを確認しましょう。誰にでも同じ文面を送っているようなエージェントは信頼に値しません。もちろん、完全オーダーメイドの文面を期待するのは現実的ではありませんが、他の誰でもない「あなた」に向けた文章であることは期待したいところです。

あなたのどこに(経歴、スキルセット、学歴など)魅かれてメールを出したのか、あなたにはどのような求人がマッチするか思考した形跡があるか、などは確認したいところです。

あなたへのメリットは示されているか

転職エージェントがあなたに会うことで提供できる最大のメリットとはずばり「求人」です。それが唯一といっていいほど重要で、それ以外は実に瑣末なものです。その求人はメールに示されているでしょうか?

ただ「とにかく一度会ってください。会えば素晴らしい求人を紹介できます」というメールは意外と多いのですが、これでは忙しい時間を割いて会うかどうか、その判断材料にすらなりません。あなたへの奉仕をむちゃくちゃ考えているエージェントなら、このような不躾なメールは送らないはずです。

「うちは最高の商品を作っているんだ!使ってもらえればその良さがわかってもらえるはず」

戦後の日本の製造業はまさにこのような気持ちだったでしょう。一方、その頃のアメリカは「わざわざ使ってもらわなきゃ良さが分からないなんて、二流の経営だよね」という思考でマーケティング理論が研究されていました。

何が言いたいかというと、一流のエージェントなら“思わず使いたくなる”仕掛けをするものだということです。メールの文面も例外ではありません。

ダメな例1:メールの内容がふんわりしている

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ではここから具体例で地雷エージェントの見分け方を見ていきましょう。

ダメな例の典型例は「とにかく会ってほしい」という趣旨のものです。メリットがはっ

きりしない相手とは会いたいと思いませんよね。転職希望者(=あなた)に対するメリットとは、それはもう求人以外にありません。

具体的に紹介可能な求人を提案しないということは、①あなたの職務経歴書をきちんと読み込まずにテンプレメールを一斉送信しているか、②求人は会った後で探せば良いと考えているかのいずれかです。

いずれにしても思考が停止しているエージェントなので、具体的な提案が無い限りあなたは会うべきではないでしょう。

以下具体例です。

●●様


はじめまして。■■の▲▲と申します。

 

この度、貴方様のレジュメを拝見し、××でのご経験に興味を持ちご連絡いたしました。

一度お会いする機会を頂き、転職だけを選択肢に限定せず、良きパートナーとして関係を構築し、貴方様の代理人としてふさわしいかご判断いただく場をいただけますと幸いです。

 

(エージェントの自己紹介 中略)

 

レジュメだけでご本人様のお力の判断を行うことは不可能ではありますが、貴方様がポテンシャルの高い力を持たれていると判断いたしました。

近年では弁護士、医師、ヘッドハンターと良き関係を結ぶことがビジネスマンにとって成長するうえでの大きな要因となっております。

ご興味をお持ちいただけましたら、お返事をいただけますと幸いでございます。

いかがでしょう。会いたいと思う要素が不足しているのは明白ですよね。中略してますが、エージェントの自己紹介が長くてウンザリするのもマイナスです。

「あまり強い言葉を遣うなよ。弱く見えるぞ」

細かいところですが、「不可能」という単語をチョイスする辺り絶望的にセンスを感じません。「絶対」「非常に」「大変な」などの単語が入れば入るほど、その文章は現実味から乖離していくものです。ブログならまだしも、ビジネスメールでは避けるべきチョイスの単語です。(私なら「困難」とか「難易度が高い」と表現するかな)

言葉選びは人となりが出るものです。簡潔・慎重、それでいて気遣いのある方を見つけたいところです。

ダメな例2:文章からエスタブリッシュ感が感じられない

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さきほど貴方の御経歴を拝見させて頂きました。

創業●●年ですが、TOPマネジメント支援会社として、その実績は素晴らしいものがあり、CEOの実力と人柄の素晴らしさから、ぜひあなたにご紹介したいと思い、すぐにスカウトメールをお出しいたしました。

ぜひ、この会社の事業理念を熟読ください。

あまりの感動で、「後輩を、役員で1名ご紹介し内定がでましたが、病気になってしまい辞退」その変わりに「CEO秘書」を3月1日で採用頂きました。

 

(よく分からない求人紹介 中略)


★最後に一言  ●●CEOは素晴らしい人格者ですよ。仕事ができる方から多くのことを学んでください。

「走馬燈のように、目の前を多くの求人案件が通り過ぎます。」今回はかならず「目を留めてください」

ツッコミどころが多すぎる、、、

とりあえず、このエージェントがいかに対象会社を愛してやまないかが紹介文から滲み出ていますね!

まず、これ私のレジュメを読んでいないことが分かるかと思います。なぜこの案件を「私に」紹介しようと思ったのかが書いておらず、せっかくの情熱が伝わってきません。

加えて、「熟読ください」「仕事ができる方から多くのことを学んでください」「今回は必ず目を留めてください」など、そりゃないでしょうと思ってしまいます。残念ですが押し付けがましいセールスは敬遠しちゃいます。興味ないのに熟読とかしないです、ごめんなさい。

最後に

地雷エージェントの回避術、いかがだったでしょうか?

ここに書いた内容は至って初歩でどなたでも地雷だと分かったかもしれません。しかし何通も見ていれば文面から爆薬の香りを嗅ぎ分けられるようになってきますので、ノウハウは増えていきます。

転職活動ができる時間というものは有限です。無駄なことを省いて効率的な転職エージェント探しができるよう、本稿がその初めの一助となれば幸いです。